特色検査の消える日!?そもそも特色検査って何?から説明する神奈川高校物語緊急特番スペシャル!


先日、県からなぜかひっそりと特色検査についての重要な情報が告知されました。本日は予定を変更して、『神奈川高校物語 特色検査スペシャル』をお送り致します。ご了承くださいませ。



神奈川高校物語 特色検査スペシャル



湘南「この物語は、神奈川県の各高校を擬人化してお送りするゆるめの物語です。高校の紹介や入試の仕組みなどをなるべくわかりやすく楽しく伝えられたらと考えています」


希望ヶ丘「おほほほほ。今回は話題の特色検査についてよね。あたしもちょびっと関係してくるわ」


横浜翠嵐「特色検査とは何ぞや?という者も大いに学ぶがいい」 小田原「特色検査って何?わからないよって方にも優しい記事だと皇帝は申しております」


柏陽「ふふふ。なんだか賑やかになってきたね。じゃあまず、特色検査って何?から説明していこうかな。サイフロくん、よろしく」


サイフロ「イエッサー。特色検査は、各校の特色ある教育展開を踏まえた選抜の方法として、共通の学力検査とは別に、各高校の特色に応じて総合的な能力や特性をみる検査のことっす。大きく分けて【実技検査】と【自己表現検査】があるっす」


横浜国際「ハロー、ワタシ横浜国際だよ。うちでも【実技検査】を実施してまーす。今年からコースが増えて【自己表現検査】もやりまーす。詳しくは前回の記事でも説明してるよー。今回はその続きだねー」


弥栄「オッス、オラ弥栄と申します。まだ僕はキャラが定まっていませんが、うちでも多様な【実技検査】を行っています。【実技検査】実施校について、まとまっている表を見つけましたので御覧下さい」



柏陽「ふふふ。【実技検査】はイメージもしやすいし、わかりやすいよね。問題はもう一つの特色検査の方。【自己表現検査】って、名前からして謎だよね」


小田原「特色検査出来たての頃は、歌ったり踊ったりするの?なんて意見もあったとかなかったとか…」


湘南「まずは実施校を見てみようか。昨年の特色検査実施校の一部が、下記の図の赤丸してあるところです。見ていただくと分かる通り、基本的に学力上位校が実施しています。昔の選抜検査時に、その高校独自の問題を設けていたところが多いよね」



サイフロ「他にもクリエイティブ・スクールさん等が実施してるっす。これも表があったほうがわかりやすいっすよね。以下、【自己表現検査】を実施している高校っす。全日制では全16校っす」



湘南「学力上位校が実施する【自己表現検査】は、【難易度の高いテスト】と言ってもいいかもしれないね」


希望ヶ丘「おほほほほ。神奈川総合やクリエイティブ・スクールたちのようにスピーチやグループワークを実施する高校もあるのね」


サイフロ「各高校の【自己表現検査】(難易度の高いテスト)は以下のサイトで確認ができます」


厚木「話はここからだ。今年の特色検査は、新学力向上進学重点校の我ら4校(湘南・横浜翠嵐・柏陽・厚木)で、教育委員会が作成する共通の問題が使用されることまでは知っていた。ただ、どうやら先日、新しい話が入ってきたそうだな」


湘南「そうみたいだね。その流れを、追ってみようか」




緊急特番!特色検査の消える日!?



今年の春。教育委員会本部に高校たちが集められ、特色検査の説明会があった。


教育委員会「えー、うぉっほん。あのね、特色検査、変える」


一同「えええええええ」


教育委員会「柏陽と厚木も学力向上進学重点校にするからさ、今後足並み揃えるためにも学力向上進学重点校の4校は特色検査一緒にするわ。問題はね、こっちで作成するよ」


横浜翠嵐「我はそれでもかまわぬが、各校の特色はどうなる?」


湘南「たしかに、うちと翠嵐じゃ求めているターゲットが少し違うからね。それは他の高校も同じだろうし。それを同じ問題で判断していいのかな」


教育委員会「手は打ってあるよ。共通の問題とあわせて、各々が選ぶ共通選択問題を設けるから、特色はその共通選択問題で出してもらおう」


厚木「まだ話がよく掴めていないのだが、某のところでも湘南や横浜翠嵐と同じ問題が出てくるのは間違いないのだな」


柏陽「ふふふ。僕のところでもそうってことね」


教育委員会「そゆこと、そゆこと。それでね、ゆくゆくはさ、特色検査実施校は同じ仕組みにしていきたいのよ。だから、まずはさ、特色検査の時間を一緒にするね。60分一本勝負。内容も合わせておくよ。はい、なにかご意見や質問は?」


湘南「まだ詳しい内容がわからないから何とも言えないけれど…これでそれぞれの高校の特色が出せないなんてことがないようにだけお願いしたいです」


教育委員会「もちろんそこは考えています。他にはありますか?」


横浜翠嵐「その感じだとまだ変更がありそうだな?」


教育委員会「さすが皇帝。ちょっとしたサプライズを考えてはいるよ。現在調整中で何も言えないがね」


横浜緑ヶ丘「あの、その、うちだけなぜか時間や内容が違うんですけど…」


教育委員会「えー、うぉっほん。それでは、今日はここまでということで」



そして、次の集合は、ある初夏の日のこと。



教育委員会「えー、うぉっほん。再び集まってもらって悪いね。あのね、共通の特色検査やるとこ増やすわ」


一同「えええええええええええええ」


横浜翠嵐「我々4校以外にも共通問題で実施するということか?」


教育委員会「そゆこと」


柏陽「ふふふ。それは面白いサプライズだねぇ」


教育委員会「早めの改革って大事だからね。それでは早速発表しようかな。選ばれたのは…まず希望ヶ丘!」


希望ヶ丘「おほほほほ。急展開だけど、かしこまったわ」


教育委員会「次に…横須賀!」


横須賀「うちの理系特化っぷりをちゃんと残してくれるなら大歓迎だぜ」


教育委員会「最後に…平塚江南!」


平塚江南「僕ですか。やるならば、しっかり準備したいと思います」


教育委員会「あとね、新しい学力向上進学重点校のエントリー校決めたから。上記の3校以外にも発表していくよ。全部で13校」


一人ずつ発表されて立ち上がる高校たち。


川和「あんまり目立たないけど実績に自信はあるので頑張ります」


光陵「山の上にあるけど、頑張ります」


茅ヶ崎北陵「僕も山派だけど頑張ります」


小田原「改革中なので頑張ります」


相模原「勉強犬の地元にある高校なのにほぼ初登場。またしばらく出ないけど頑張ります」


多摩「私もあんまり出番はないですけど頑張りますね」


横浜平沼「帝国の一人として励みます」


横浜緑ヶ丘「あ、はい、頑張りたいと思います!ただなぜうちだけ時間や内容が…」


鎌倉「やるからには本気で目指していくぜ」


大和「私もしっかり気合を入れて頑張らなくちゃ」


教育委員会「13人の侍、みたいな感じで競い合って励んでね。以下のような実績を見て、学力向上進学重点校に指定するかもしれないから頑張ってね」


(1)めざす生徒像を見据えて、「主体的・対話的で深い学び」の視点による教科指導等を展開し、高いレベルの思考力・判断力・表現力等の能力の育成を図るため、各学校において達成すべき学力水準を示している。 (2)県教育委員会が実施する生徒学力調査(2学年)の結果により、高い学力を身に付けさせている。 (3)生徒の7割以上が在学期間中に、英語検定2級程度以上のレベルを達成し、高い英語力を習得している。 (4)生徒の探究活動や全国規模の大会等での取組みなど、学校の教育活動全体を通じて、豊かな人間性や社会性を育み、その成果をあげている。 (5)全県立高校の中で、いわゆる難関と称される大学への現役進学において高い実績をあげている。  


教育委員会「よろしく頼むよ。あ、エントリー校には来年から特色検査やってもらうからね」


小田原「え」


茅ヶ崎北陵&鎌倉「お」


横浜平沼&相模原&川和&多摩&大和「特色検査!」


光陵「口頭発表はダメ…だよね」


横浜緑ヶ丘「え、あ、あのー私のところは…」


教育委員会「それがエントリー校の運命だ。これもすべて子どもたちへ素敵で素晴らしい教育を提供するため。各々思うところはあると思うが、励んでほしい」


横浜翠嵐「なるほど。県としての方向性が見えたな」


湘南「さらに詳しい情報は今後明らかになっていくよね。またみんなで話したいね」


座間「あっしはその件関係ないけど、県のURL載せときますぜ」


小田原「僕の好きなブログにも昨日付でわかりやすく載っていた」


大和「私の好きなブログにも載ってたよ」


厚木「各々の特色が保たれればいいのだがな」


湘南「このことがどう影響していくのか、現中3生はどんな準備が必要になるのか、また詳しいことがわかったら僕らからもお伝えできればと思います」


横浜翠嵐「刮目して待つがいい」 サイフロ「ボス、それは好感度下がります」


柏陽「さ、今日のところは帰ろうか。うん、今日はよく晴れていて、空が青いなぁ」


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

まさに青天の霹靂。



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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。