素敵な歌詞「手紙〜親愛なる子どもたちへ〜」を読んで泣きそうになりながら学んだこと


今回ご紹介したいのは『手紙〜親愛なる子どもたちへ〜』という歌です。手紙は手紙でも、アンジェラ・アキさんの『手紙〜拝啓、十五の君へ〜』ではありません。


『手紙〜親愛なる子どもたちへ〜』は、2008年に発表された、樋口了一さんが歌う感動的な名曲です。元の歌詞はポルトガル語で書かれたもので、作者は不明だそう。年老いた親御さんから、子どもたちへのメッセージが描かれています。


僕はですね、恥ずかしながら、つい最近この歌の存在を知りました。講師に教えてもらったんですよね。


その講師には「えー!勉強犬さん、こういうの好きそうだから余裕で知ってると思った!」と言われましたが、好きなのは当たりです。ひとしきり感動しました。


もしもまだこの歌を知らない方には、是非まずその素晴らしい歌詞を見ていただきたい。年老いた私から、愛する子どもたちへ贈られた、感動的なメッセージが綴られています。


ハンカチご用意の上、じっくり御覧下さいませ。




『手紙〜親愛なる子どもたちへ〜』 訳:角智織 補足詞・作曲:樋口了一


年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしても
どうかそのままの 私のことを 理解して欲しい
私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
その結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しい
あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消えて去って行くように 見える私の心へと
励ましの まなざしを 向けてほしい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを いやがるときには 思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかもしれない
足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったなら
あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい

私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力が ないのを知るのは つらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを 持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気が わいてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変らぬ愛を 持って笑顔で答えたい

私の子どもたちへ
愛する子どもたちへ




…ね、素晴らしいでしょう。メロディよりも僕はこの歌詞に魅せられました。


そして、ひとしきり感動した後、せっかく素晴らしい歌詞だからこそ、そこから学んでみようと思い立ちました。


そういう意味で、僕がこの詩を読んで「おお!」と思ったのは、「想像力の大切さ」についてです。


この詩は、想像力を働かせて、「もしものとき」のことを綴っている。これはつまり、未来に宛てた手紙なのです。


なにかが起こった時に、慌てて考えるのではなくて、前もって考えておくだけで、大切なことをしっかりと伝えられる。


これって、人生の色んな場面で大切なことですよね。


想像力を巡らせて、先回りをしておく。すると大抵の場合、いざその時にあせらず済みますから、事がうまく運びやすい。


それはもちろん例えば授業でも活用できます。勉強が苦手な子には、間違えそうなポイントを前もって伝えるだけで、モチベーションや成功体験につながりますし、(予測した風になって)「先生すげー」感も出せます。特にまだ勉強に対しての心のエネルギーが育ってない生徒に対して、間違えてからポイントを伝えるより、効果的なイメージです。


また、自分がテストを受ける側でもこの「未来を想像すること」は役立ちます。「予期せぬ事は起こるから、前もって準備をしておく」。大事なテストではこの考え方、重要ですよね。


アップルの設立者、スティーブ・ジョブズさんはこんな名言を残しています。


毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。「もしも今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか?」と。NOと答える日が何日も続くようであれば、何かを変えなければならないということだ。


これも想像力。今の現実に、ちょこっと想像を付け加えることで、行動や準備が変えられる。


伝えたい人に、伝えたいことを、伝えられる。


そして勉強には、そんな想像力を鍛える効果もあるんですよね。なんてやっぱり勉強につなげて、本日もおしまいにしたいと思います。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

それにしても知らなかった。

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勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。過去に3000人以上の生徒の個別指導経験を持つ。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。

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