本日のテーマは「テストが返ってきたらすること」。
模試でも学校のテストでも入試でも使えるテスト分析法をまとめてみました。
テストが返ってきたら、
やってほしいことはとってもシンプルです。
ひとしきり点数に一喜一憂したら、
自分が立てた目標との差異に注目。
結果が良ければ自信に、悪ければ次回への糧にしましょう。
さぁ、ここからが大事です。
どんなテストも、まず自分が間違えた問題に注目します。
その間違えた問題を、以下の二つのどちらかに分けましょう。
【わからなくて間違えた問題】(時間無制限でもその時点では無理だった)
【わかっていたけど間違えてしまった問題】(時間無制限なら解けたかもなという問題)
【わからなくて間違えた問題】は、
いわば準備不足。これが多かった方は、
次回のテストは早めの準備を心掛けて、
この問題を減らすことを意識しましょう。
そう、今からスタートです。
そして、あなたの課題は、
【わかっていたけど間違えてしまった問題】に隠れています。
その問題、なぜわかっていたのに間違えたのか、
これが何よりも重要な解決しなくてはならないあなたの課題になります。
時間が足りなかった?焦り?
その前の問題で動揺した?
形式が変更してビックリした?
テスト中、集中できなかった?
計算ミス…
漢字ミス…
問題の読み間違い…
うつし間違い…
まずはその間違いの理由を突き止めましょう。
理由が見つかれば、さらにその理由を深掘りしていきます。
「なぜ計算ミスしたの?」「なぜ写し間違えたの?」なぜ?なぜ?なぜ?
自分にどんどん問いかけましょう。この作業が成長への一番の糧になるのです。
理由を突き詰めて考えたら、
対策を考えるのはそんなに難しいことではありません。
例を挙げてみましょう。
時間が足りなかった?焦り?
→ストップウォッチを使った練習を取り入れる。100マス計算などタイムアタック系の演習をする。
テスト問題の解き方を身に付ける(わかる問題から先にやる)etc
その前の問題で動揺した?形式が変更してビックリした?
→心の切り替えの練習をする。予期せぬ事は起こると知っておく。難しいと感じた問題はとばす練習をしておく。国語力をつける。自信がつくまでみっちり練習してからテストに臨むスケジュール立てetc
テスト中、集中できなかった?
→体調管理。早寝早起き。エネルギーを取る。生活習慣の改善。姿勢の注意。自信がつくまでみっちり練習してからテストに臨むスケジュール立てetc
計算ミス…
漢字ミス…
問題の読み間違い…
うつし間違い…
(理由の深掘りから対策を見つける)
ルールの理解はしている?→していなければその単元をもう一度
途中式はきれいにきちんと書ける?→書けなければノート指導
スペースがなくて混ざった→過去問などで裏面や空いている部分を使う練習
そもそも間違って覚えてない?→再度チェックテスト
目線の移動に慣れていない?→別途解答用紙のある問題でテストして慣れる
うつし間違い→写経などの練習をする
読み間違い→国語力の育成
こんな感じでしょうか。
対策に悩んだら、塾で相談をしてみましょう。
ここで大事なことは、
「課題は人それぞれ違って、そしてその本当のところは自分にしかわからないということ」です。
もっと簡単に言えば、成長の鍵はいつだって自分自身が持っているということ。
折角本気で受けたテストですから、鍵見つけに利用しましょう!
対策をいくつも考えたら、
最後にそれを次回のテストの目標に合わせて、
自分の行動に落とし込みます。計画というやつですね。
※ここが自分でできたら最強です。慣れるまではまずは自分で考えてみて、それが適切かどうか先生と相談をしましょう。
以上が、テストが返ってきたらすること、です。
おわりは、次のはじまり。
テストは次の勝負へ向けた、大切な情報源です。
どうせだから、有効活用してこれからの人生に活かしましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
せっかく写真にしたのにタイトルが輝きすぎて隠れてしまっているのは内緒。
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