宇宙一わかりやすい勉強の仕方 ④勉強における長期的な下準備


この物語は、宇宙一の天才を自負するスターマンと、勉強が苦手な少年ゆうきくんによる、宇宙一わかりやすい勉強法のお話です。大層なタイトルの理由と出会いの秘話は第一話をご覧ください。やっちゃいけない勉強法については第二話をご覧ください。STAR勉強法のSETについては第三話をご覧ください。


プロローグ〜星との出会い〜

NG!ダメダメ勉強法の話

SET:それは勉強に必要な準備のこと


二人は学校に着いたようです。




宇宙一わかりやすい勉強の仕方 第四話



二人は学校へと着きました。校門からの風景に、スターマンは目を輝かせています。


スターマン「おお。ここがゆうきBOYの学び舎か。いい学校だな」


ゆうきくん「最近立て替えて綺麗らしいよ。エレベーターもついてる」


スターマン「え、エアコンも!ハイテクじゃないか」


ゆうきくん「宇宙人ってエアコンに驚くんだ」


そこへゆうきくんの友達が挨拶をしてきました。念の為申し上げておきますが、スターマンはゆうきくん以外には見えません。


友達「おお、おはよーゆうき。そういや今日の1時間目、しげ爺の授業だぜ。めんどいよな〜」


ゆうきくん「ええ、時間割変わったの!」


友達「へ?金曜日先生言ってたじゃん。マジ、ゆうきいつもぼーっとしてっからなー。今日は保健室でサボってないで、ちゃんと教室こいよー」


スターマン「なるほどなるほど。ゆうきBOYはいつもぼーっとしているわけね。たしかに、昨年の内申見たけど【関心意欲態度】めっちゃ悪かったもんね。あれはない」


ゆうきくん「おい、何勝手に人の内申見てんだよ」


スターマン「コピーが机の奥底の奥底に挟まってた。あれは塾へ持っていくようにお母さんがコピーしたけど結局持っていくのを忘れたパターンのやつだな。で、結局成績が上がらなくて塾もやめたと。うん、ダメダメだな」


ゆうきくん「だ、ダメダメって…ひどくない?」


スターマン「関心意欲態度は能力じゃなくて、きちんと授業を受けたり提出物を出したりすれば手に入る成績だからね。まぁ、正直先生にもよるけどさ、あれだけ全部最低の成績じゃ、先生じゃなく明らかに君のせいだね。君を授業する先生に同情すら覚えるよ。もう、それすらできないんじゃ、成績を上げるなんて夢のまた夢。夢のまた夢のまた夢のまた夢。もう遥か遠い夢」


ゆうきくん「き、厳しい…」


スターマン「人として当たり前のことを当たり前にやろうってことだからね。私、人じゃないけど、ここは厳しくきっちりやりたいね。あのSETの紙、持ってる?一番右下、覚えてる?」


ゆうきくん「ああ、これね」



スターマン「持ってたのは偉いね。右下、なんて書いてある?」


ゆうきくん「授業をちゃんと受ける…」



授業をちゃんと受ける


学校や塾の授業をきちんと受ける。人として当たり前のこと。また、人はこっちが嫌いになると、向こうも嫌いになるもの。感情に流されず、時には演じる強さを。



スターマン「そうね。もちろんさ、僕たち人間だから、合う先生も合わない先生もいるわけよ。合わない先生の授業、反抗する?まだまだだなぁ。社会勉強、社会勉強。人間ってこっちが嫌いになると向こうも嫌いになるから、なるべく嫌いオーラを出さないようにしながら、うまくコントロールするんだよ」


ゆうきくん「先生を?」


スターマン「先生だって人間だ。そのぐらいの意気込みで臨もう。主演男優賞取れるぐらいになれ」


ゆうきくん「主演?なにそれ」


スターマン「語彙力…」


ゆうきくん「わかったよ。授業ちゃんと受ければいいんだろ、ちゃんと受ければ。しげ爺の授業めっちゃつまんないけど、寝ずになんとかやるよ」


スターマン「よろしい」


ゆうきくん「それでも眠い時はどうすりゃいい?」


スターマン「授業前にスクワット20回やれば眠くならない。あと、小指をめっちゃ揉む。交感神経が活発になるらしい。ちなみに私はこの右上の先端部分を押すと光る」


ゆうきくん「うわ、何それ、気持ち悪」


スターマン「…気持ち悪い…」


ゆうきくん「この【授業をちゃんと受ける】の隣の国語力ってのは?」


スターマン「宇宙的には、国語力とは相手の求めるものを返す力のことだ。フォースと呼ばれている。これを高めると、勉強はもちろんコミュニケーションにも役立つ。映像で例を載せておくので見ておくように」



国語力を伸ばす



スターマン「フォースとともにあらんことを」


ゆうきくん「よくわかんないんだけど、それ、言いたいだけだろ」


スターマン「神奈川県の入試は文字量も多いから、この国語力大事です。さて、この流れで他の2つもやっちゃいたいけど、授業か。よし、まず一日見せてもらおうかな」





そして、一日が終わりました。部活を終えて、校門まで向かう道すがら聞く、スターマンの感想は…




スターマン「ひどいな」


ゆうきくん「…わ、わかってるよ、自分でも」


スターマン「昨日あれだけ【お母さんのために…】とか言ってたくせに。ひどいな」


ゆうきくん「わかってるってば」


スターマン「居眠り、くっちゃべり、宿題忘れ、プリントなくし、粗相のオンパレードだな」


ゆうきくん「頑張れなかった…」


スターマン「その一因はこちら。あ、一因って原因の一つってことね。勉強の体力です。体力なさすぎ」



勉強の体力をつける


勉強にも体力ってある。コツコツ鍛えていかないと、すぐにバテちゃう。使えば減るし、負荷をかければ伸びる。長時間勉強できるようにしておこう。



スターマン「勉強の体力は鍛えられるから、コツコツ鍛えなければな。この2日間で色々わかった。君は、まったくなってない」


ゆうきくん「僕もわかりました」


スターマン「でも、わかったからいいのさ。現在地点を把握すれば、目標に向けて、どっちへ踏み出せばいいかがわかるからね。いろんな課題が見えたから、まずはこれを一つずつ解決していこう」


ゆうきくん「え、あ、この最後に残ってるやつは?」


スターマン「それは今日は説明しない。今話したところで無駄だろうからね。家に帰ったら、早速これからやるべきことを考えよう」


ゆうきくん「えー、眠い」


スターマン「体調管理…」



そこへ、声をかけてくる人がいました。国語のしげ爺先生です。



しげ爺「おーい、そこの若いの」


ゆうきくん「え、あ、俺?」


しげ爺「そうじゃ。おぬし、何か面白いものに取り憑かれとるの」


ゆうきくん「え!」


しげ爺「ふぉっふぉっふぉ。そやつに害はなさそうだから安心せい。そうじゃ、来るべき時のために、一言だけ伝えとこうかの。困難は分割せよ。この言葉を覚えておくといい」


ゆうきくん「え?」


しげ爺「それじゃあの」



それだけ言うと、しげ爺は去っていきました。



スターマン「あのじいさん、只者じゃないな」


ゆうきくん「只者じゃないけど、授業はつまらない」


スターマン「それは、こちら側のせいかもしれないぞ。少なくとも私は面白かった」


ゆうきくん「え?」



つづく



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きっと今がどん底。そういう子はいっぱいいる。



「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

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