夏休みの宿題を楽しむシリーズ!
今回のお題は【読書感想文】でございます!
僕は大好きでしたけど、苦手な人もどうやら多いよう。
でも、折角やるんだったらなるべく楽しく、自分の成長にも活かしたいよね。
読書感想文が難しい理由
普段私たちは映画を見たり小説を読んだりした時に、
すべてまとめた感想を言うことが多いです。
「面白かった」とか「◯◯が格好良かった」とか「つまらなかった」とか。
細かく一場面ずつ感想を言う方はそれほど居ないのではないでしょうか。
これは人間には元々「まとめる力」が備わっているから。
なるべくシンプルに情報を捉えようとするのですね。大事な力です。
しかし、これを読書感想文でしてしまうと、
「まとめすぎて量が足りない!」となってしまうのです。
あとは単純に、
「文章を書くことに慣れていないこと」、
「読書感想文が難しいと感じていること」等が挙げられますね。
では、対策としてはどうすればいいのか。
実はとっても簡単です。
読書感想文をうまく書くための3つのコツを、
一つずつ見ていきましょう。
読書感想文をうまく書くコツ1 心を整える
まずは端的に申しましょう。
読書感想文をうまく書く最初のコツ、
それは「簡単だと思うこと」です。
STAR勉強法で言えば、最初のS(SET)。心の準備というやつです。
人間は80%以上うまくいくと思うことしか能動的に動けませんから、
これができていないとなかなか思うように作業が進みません。
嫌々やりながら作業の間が開くと、記憶もやる気もなくなりますから、
夏休み後半ギリギリまで残ってしまって、結局雑な読書感想文になってしまいます。
大丈夫。3つのコツをしっかり押さえれば、
あなたにも素敵な感想文が書けますよ。という言葉を嘘でも信じて進めましょう。
やってみればいつの間にかやる気も不思議と出てきます。
「大丈夫、大丈夫、読書感想文なんて楽勝だ」と心を整えたら、
さぁ、次のステップに参りましょう。
読書感想文をうまく書くコツ2 全体像を把握する
2つ目のコツは、
「書く内容を知ること」です。
元々「まとめる力」がある私たちですから、
あらかじめ「何をまとめるか」を知っておけば、頭が勝手に働いてくれます。
なるべくなら本を読む前にこれを知っておきたいですね。
書く内容を順番にまとめたものが以下のシートです。
STAR勉強法のT(THINK)の部分です。ここでしっかり計画を立てましょう。
大まかに言えば、
- その本と出会ったきっかけ(エピソード風に)
- その本のあらすじ(5W1Hを使って「誰がいつどこで何をどうしたか」書く)
- 感想(面白いと思った理由や自分と結びつけて思ったこと)
- その本を読んで得たもの・自分が変わろうとしたこと
をどういう順番で書くか考えるということですね。
ここまでできたら完成は目前です。
読書感想文が得意な方はあえてこの計画(ゾーン)を複雑にしてみるのもいいでしょう。
ここが文章を書く醍醐味でもありますからね。
さ、続いて最後のステップです。
読書感想文をうまく書くコツ3 メモする
3つ目のコツは「メモをすること」。
STAR勉強法で言えばA(action)です。手を動かしましょう。
上記の計画通りの内容を本を読みながらちょこちょこメモしていけば、
自然と読書感想文が完成します。嘘だと思うなら試してみて下さい。
メモの例を貼っておきますね。
あとはこのメモを参考に、
計画通りに並べていけば読書感想文が完成します。
最初はおっくうですが、だんだん調子がついてくる子が多いですよ。
歩く前は遠く感じる目標地点でも、歩き出せば意外と辿り着けたりするものです。
もしも「本が難しくて読み進められない」「メモすら取れない」ならば、
すぐにその本自体を変更しましょう。
「お、これは読めそう」ぐらいの感覚がないと、
やっぱり雑な読書感想文になってしまいますからね。
さて、読んでみて「んーできるかなぁ」と思っているそこのアナタ!
まずはやってみましょう。やってみて困ったら、近くの大人に訊けばいいのです。
読書感想文の高等テクニック
最後に、上級者向けの高等テクニックをアドバイスです。
その高等テクニックとは、「最初の一文を意識する」こと。
学校の先生は何作もの読書感想文を読むわけですから、
セオリー通りの感想文はだんだんと見慣れてくるはずです(そんなことないですかね?)。
そこに現れた最初の入り方が斬新な感想文。これは注目されるはず。
【読む人のために書く】のが文章の一つの醍醐味ですから、余力があれば、
読む人の心を一瞬で掴むような一文を頭に持ってきちゃいましょう。
オススメは、本の見出しや宣伝文句に使われていた文章や、
大切なキーワード、ぐっときた名言などを頭に使う方法です。
『星の王子さま』であれば、「本当に大切なものは目に見えない」。
『ぼくらの七日間戦争』であれば、「おれたちの解放区をつくるんだけど、お前も参加しないか?」。
『カラフル』であれば、「ボクは一度、死んだ」。
ほらね、プロが考えた一文ですから、確かにぐっとくるのです。
余裕があればぜひお試しください!
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
楽しく文章をかけるようになったら最高だね。
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