成績を上げるスタメン発表!勉強に大切なことで打線組んだ


本日、教室長仲間と「中居正広のブラックバラエティ」の1コーナーだった「好きなおかずでスタメンを組む」の話で盛り上がりました。世代がバレますね。


昔野球部だったことと、ちょうどサザン関係の知り合いの方が美味しいラーメン屋さんで打線を組んでいたこともあって、打線組みたい気持ちがふつふつと湧き起こってきていました。


余談ですが、野球と勉強は深い所でつながっている気がします。野球のスタメンは9人で、これは中学校の基本教科「英・数・国・理社・体育・美術・音楽・技術家庭科」と数が同じです。うん。そんなわけで、何で打線を組もうかなと考えた時に真っ先に思いついたのが「勉強に大切なこと」という(塾ブログの面目もギリギリ保てる)お題でした。


公立高校受験が落ち着いたのを機に、いっちょ組むかと重い腰を上げたのが今回です。どんなチームが完成したのか、とくとご覧あれ。



勉強に大切なことで打線組んでみた



チーム名 基本マーモルーズ(監督:勉強犬)


打順 守備位置 選手名


1 遊 目標 

2 二 小さな習慣

3 中 国語力

4 一 早寝早起き朝ごはん

5 三 成功体験

6 左 人に良く思われる

7 DH スマホのルール

8 捕 計画を立てる

9 右 暗記


先発 手を動かす

中継ぎ 本番みたいにやる

抑え 人に説明する



毎年無難にペナントレースAクラスを死守する基本マーモルーズのスタメンオーダーです。これをなかなか守れない生徒は勉強モンスター図鑑リスト入りの危険性が高いです。


それでは、オーダーの意図と各選手たちについてみていきましょう。



打順・選手解説



一番の「目標」は伝説の大選手「目的」の弟分で、毎年高打率を残す名プレーヤーです。先陣きって決めるのが良いということで一番を任せました。守備位置はチームメートとの連携も多いショート。外野陣との中継プレイも鍵です。ここがしっかりしていないと守備が崩れます。


二番の「小さな習慣」はつなぎの名手。球界でも引く手あまたの人気選手です。彼の引き抜き方法はこちら。コツコツと犠打を積み上げます。守備位置はセカンド。内野との連携が多く、組み合わせることで大きな力を生み出します。その芸は、まさに職人技。


三番の「国語力」は球界が誇るスター選手。国語力とは「相手の求めるものを返す力」のこと。これが高いと相手が求めているものがわかったり、伝え方がうまくなったり、空気が読めたりするので、勉強だけではなく、コミュニケーションにおいても重要な力になります。守備位置はセンター。センターラインの最高峰で全てを見渡しています。


堂々の四番は「早寝早起き朝ごはん」。そうです。成績を上げるにも何をするにも、健康が第一です。特に小中高生は生活リズムを乱さないことが肝心。夜は遅くとも0時までに寝るようにし、朝にスッキリ起きてしっかり食べて、受験などの本番が多い時間帯である朝にピークがくるリズムを手に入れておきましょう。文部科学省も推進している不動の四番、最強バッターです。


五番は「成功体験」。彼が居ないと途端に試合はつまらなくなります。球場を沸かせる人気者。単打からホームランまで広角的で多彩なバッティングと魅せる守備が武器です。特に勉強が苦手な子にとっては、スモールステップを使って、彼に出会わせて、セルフエフィカシーを高めることが大事になってきます。求めればどこにでも現れるファン思いの選手なので、意図して出会える機会を増やしていきましょう。


六番の「人に良く思われる」は、チームの良心とも呼ばれる精神的支柱です。親や学校の先生、友達に「良く思われること」は勉強にも活きてきます。無理のない範囲で実践してみましょう。授業態度を良くする、提出物を出す、整理整頓するなど、当たり前のことを当たり前にやることが得意な選手で、いつもさり気なく誰かにやさしさを配っています。「評価は他人の目が決める」と某有名監督も言いました。その通り。あなたの成績は、あなたを見る他の誰かが決めるのです。


七番の「スマホのルール」は、ドラフトを沸かせた注目の逸材で、高卒あがりの大型新人選手です。その実力は未知数なところが多いですが、使い方によっては武器になったりあるいは足を引っ張る存在になったりもするかもしれません。テクノロジーも使い方です。スマホは使う時間や方法を決めて、中毒のような状態にならないようにしっかり管理しましょう。逆にこれをしっかり使いこなせればこれほど強い味方は居ません。まずはスマホに踊らされないことです。


八番の「計画を立てる」はID野球の申し子とも呼ばれる名捕手です。その重要性や方法はこちらで確認をいただきたいですが、彼とチームメートが一つになった時、勉強は完成すると言っても過言ではありません。人は、どこかへ行こうと決めなければなかなかそこへ辿り着けないもの。でも、決めてしまえば行き方や所要時間を調べるのは今の時代そんなに難しいことではありません。まず計画。そして実行。投手陣との相性もバッチリです。


九番の「暗記」はチームに必要不可欠なスピード感を持った選手。好守と強肩、その俊足で攻守に渡りチームを支えます。暗記はやっぱりスピード感が大事。また、自分なりのオリジナリティ溢れる打法が人気です。「詰め込み」から「活用」と教育が変わっていっても、ある程度の暗記はやっぱり必要。自分なりの暗記法を見つけて苦じゃなくしておきましょう。最近のトレンドはファミリーマート打法らしいです。


ここからは投手陣です。


先発エースの「手を動かす」は昨年投手部門のすべての賞を総なめにした沢村賞投手。ミスター勉強とも呼ばれる超人気選手です。その武器は、視覚や聴覚、触覚など五感をフル活用した投球で、彼がマウンドに居る時間が増えれば増えるほど勝利の確率は高まっていきます。捕手の「計画を立てる」との相性はバッチリ。日本を代表するバッテリーです。


中継ぎエースの「本番みたいにやる」は結果を残すには重要なワンポイントです。このブログでも度々紹介していますが、練習だけしていてもなかなか試合(テスト)では勝てません。試合に勝つには、リハーサルや練習試合が必要で、勉強においてはそれが過去問や予想問等になります。また、やってから学ぶということで意識の向上も狙えます。


不動の抑えは「人に説明する」。まだ若手ですが、その圧倒的な支配力から大魔神とも呼ばれています。とても良質なアウトプットをする選手で、彼がマウンドに立つと守備にも気合が入ります。チームの状況や何が課題で何をすべきかを見る目も持っているので、ベンチに居ても心強い可能性溢れる守護神です。



スタメン起用を誰にするのか、色々迷いましたが、現時点で最強と呼べるチームが出来上がりました。ただ、チラホラ移籍の話や守備位置コンバートの話も出ています。その模様はまた後日お伝えできればと。


だいぶ好き勝手やってきてしまいましたが、満足です。楽しかった。皆様の「勉強に大切なことで打線組んだ」もお待ちしております。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

野球を知らないのに読んでくれた人、とってもありがとう。


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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。