公立高校入試2日目が終わりましたね。
夜と午前中にちょっと時間がありましたので、早速、学力検査の問題を解いてみました。今日はそこで感じたことを記しておきたいと思います。
全体的には、傾向の変化はあれど、社会以外は難易度としては例年並みな印象を受けました。社会は激しく難しくなった感を受けましたが、生徒の中には案外できている子も居ました。国語の漢字や数学が難しかったという声もあり、生徒の声からの予想平均点は社会と数学が下がるかなという感じです。
今回の問題は、できる人とできない人の差が大きくなる問題のような気がします。詳しくはまた時間をしっかり取って説明したいと考えています。
まずは一科目ずつ解いてみた所感を。まずは英語からです。
2018年度 公立高校入試 英語
勉強犬が暮らす家には公教育で英語を教えているプロフェッショナルが居ることもあって、一緒に夜通しで今回の入試問題の分析が行われました。
「これは…簡単になったかも」がお互いの感想。ただ、しっかり読める生徒でないとその簡単さに気付けずに「うわ、難しい」と感じるテストではないでしょうか。やっぱり文字数は多いし。
例えば、昨年最高の難易度を誇った(正答率が低かった)問1の(ウ)はだいぶ難易度が下がったんじゃないかなと思います。ただ傾向が変わったからこそ焦った方も多いのでは。生徒からも「リスニングの声が小さくて、もう始まったの!?って感じで焦った」という声はありましたが、一昨年のように「めっちゃスピードが早かった」のような声はありませんでした。
問題文の文字数の多さは相変わらずですが、そこで「うっ」とならなければ、基本的な英単語が多く、読みやすい印象を受けました。得点源になりやすい問題は減りましたが、全体的な印象は易化の印象。ただ繰り返しになりますが、しっかり読める子でないと「難しい」と感じるテストだったかと思います。
注意ポイントは問6の(ウ)。正答ではない選択肢にもそれっぽいことが書いてあるので、長文を読む際に「意識して読む」ことが苦手な生徒はひっかかるんじゃないでしょうか。高得点を狙う子は、いかにここを素早く読み取るかが鍵のような気がします。
平均点の予想は昨年同様の52点前後。ただ上と下の差は大きくなるような感じを受けました。
ちなみに、生徒で(自己採点)100点を取った子は、「計算が焦った」と言っていました。あんまり参考になりません。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さらに分析を進めます。
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