「歴史とは、過去からのメッセージじゃ。
その過去を活かし、よりよい未来を築くことが、
我々が歴史を学ぶ意味となる」
そう熱く語るのは、
「歴史を楽しく学び隊」のリーダーであり、学問の神様とも呼ばれる、
菅原道真(すがわらのみちざね)さんです。
その有り難きお姿は後のお楽しみ。
本日のテーマは「歴史の勉強法」です。
学校での歴史のテストは、
単純に知識を試す問題が多いです。
知っていれば、正解。
知らなければ、不正解。
シンプルですね。
ですから、思考力や表現力はほとんど必要なく、
暗記しているかどうかで点数が大きく変わってきます。
では、どうやって暗記すればいいのか。
ここで、学問の神様、菅原道真さんにアドバイスを頂きましょう。
「広い視点を持ち、高みから見よ」
なんだか有難そうなお言葉。
早速試してみましょう。
歴史を高みから見ると、
大きな枠として、
「時代」を挙げることができるでしょう。
例えば日本史なら、(細かい時代区分は様々な意見がありますが…)
旧石器、縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町(南北朝、戦国)、
安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、平成…
こういった「時代」が、
歴史という壮大な物語の「目次」となります。
あとはその目次ごとの物語を、
順を追って確認していけばいいんですね。
その目次ごとの物語が、
なぜ始まり、なぜ終わったのか。
登場人物は?山場は?教訓は?
驚くような展開や笑い転げるような失敗談。
胸が熱くなる戦いや、感動的な恋愛談。
大きな喜びと、悲劇。
隠された秘密に、大きな裏切りや欲望の果て。
そして、その物語が、今とどうつながっているのか。
歴史という物語は、
恋愛モノやミステリーやバトルものやコメディやファンタジーなど、
ありとあらゆる要素が入った王道ストーリーです。
目次ごとに区切って知ることで、
色々な楽しみを発見することが出来るでしょう。
興味が湧けば、暗記もずっと楽になります。
これが「鷹の目学習法」と言われる勉強法です。
中学の歴史では日本史がメインですが、
こういった「時代」と「権力者」の目次があれば、(欲を言えば「文化」も)
知識を整理しやすいはずです。
先程からチラチラ出てくるプリントなどを活用し、
頭の中を整理しましょう。
高校の「日本史」「世界史」レベルになると、
一筋縄ではいかなくなります。
「時代」「権力者」「文化」「地域」「政治」「経済活動」「つながり」「宗教」など、
細かい目次立てで、物語の推移を追いましょう。
あなたの好きな漫画のように、
家族で見るドラマのように、
手に汗握るゲームのように、
感動して泣く映画のように、
楽しみながら、ハラハラドキドキしながら物語を追うことで、
脳は自然にどんどん暗記をこなしてくれます。
暗記をして、学校のテストの点数が上がれば、
もっと歴史が好きになります。色んな事が気になりだします。
「なぜこの時この人はこうしたんだろう」
「なぜこの土地にはこんな文化が生まれたんだろう」
「なんでこんなことが起こってしまったんだろう」
そうやって深めた知識は、
必ずやあなたの未来で役に立つことでしょう。
そして、新たな歴史を、あなたが創るのです。
ご静聴ありがとうございました。
以上、
菅原道真さん率いる「歴史を楽しく学び隊」による、
「鷹の目学習法」のプレゼンでした。
さぁ、いかがでしたでしょうか。
道真さんによると、「漫画学習法」や「流れるプール学習法」など、
実はまだまだ紹介したい学習法が山程あるそうです。
本日はスペースの関係でここまで。
一人ひとりにあった学習方法は異なりますから、
ジャストミートまではいかずとも、何かの参考になったなら幸いです。
「歴史を楽しく学び隊」の今後の活躍にご期待ください。
↓英語にも似たような団体があるようだ。
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