今年も倍率は8.02倍!本日は、人気の公立中高一貫校「相模原中等教育学校」に迫ります。
「相模原中等教育学校」は、2009年に開校した神奈川県初の公立中高一貫校です。
過去問などはこちら。昨年度のものは解説もしています。
公立なので、入試ではなくて適性検査という名前です。私立の中学受験のように教科書に載っていない特殊算などの内容が出てくることはありません。ちょっとクイズに近いかな。ただ、難関私立の滑り止めとして受検する子もいるので、高いレベルの戦いになることは間違いありません。グループワークもあります。
入学後は、「豊かな人間性とリーダーシップを備えた人材を育成」という目的のもと、英語・数学・国語に重点をおいて、スピーディーに授業を進めます。「かながわ次世代教養」などの特色あふれる授業もあります。後期は単位制になり、よりきめ細かい学力アップを図ります。
中高一貫校のデメリットとしては、6年制で間に受験がないので、アンケートにもあるように中だるみの時期が生まれやすいこと。また、私立の中高一貫校と比べるとネックなのは、公立で先生の異動があることです。仕方なしとはいえ、新しい教員がこの風土に慣れるのは少し時間がかかると思います。
ただ、それ以上のいいことがこの学校にはあると感じます。生徒たちに話を聞くと、意外と縦割りの行事が多いことが伺えます。自然と先輩後輩の絆が生まれ、頑張る先輩たちの姿を見て後輩たちがそれを継いでいくというような文化が育っていくのではないでしょうか。
適性検査でもグループワークが行われるので、学力だけでなく、コミュニケーション力や主体性が大切な学校というのは間違いなさそうです。リーダーシップ教育というだけあって、人と上手につながること、社会実践力を育てること、プレゼンテーション能力などが育つカリキュラムがきちんと組まれています。
人気通り、オススメの高校です。相模大野の駅も意外と発展していますし、治安も良好です。
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我が塾でも受検志望者が増えています。
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