先日、「リアル脱出ゲーム」なるものに参加してきました。
楽しむついでに命からがらエイリアン研究所から脱出してきたわけですが、詳しい内容はネタバレになってしまうので記述を控えたいと思います。
本日は、そんな「リアル脱出ゲーム」で気付かされたことがテーマです。
リアル脱出ゲームから学んだ経験値の活かし方
僕はこういったゲームは初参加だったのですが、一緒のグループには何人か経験者の方がいらっしゃいました。
まぁ、初参加とは言っても「こちとら塾の先生だぜ!頭使うならガチ有利だぜ!ルパン三世並みのリアル脱出犬になってやるぜ!YEAH!」みたいな感じで臨んだのですが、ゲームが始まってみたらポンコツもいいとこでした。
それに比べて、経験者の方の動きは素晴らしかった。
ゲームが始まるとテキパキと動き始め、あっという間に隠された謎を見つけ、答えに辿り着いていきます。
僕はしばらくそのペースについていけず、片隅で静かにメモを取っていました。
そうです、そこでの気付きです。声に出してみますね。
「経験してると、何をすればいいかわかる!」
何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、気付いてしまったんだから仕方がない。逆を言えば、経験していないと何をすればいいかわからない、ということです。まさにゲーム初めの僕状態。お荷物もいいとこです。
もちろん、想像力を働かせて準備することもできるかもしれませんが、百聞は一見に如かずとも言います。ちなみに、エイリアン研究所から逃げ出す想像、あなただったら容易でしょうか。
どちらにせよ、経験があるに越したことはありません。経験は、武器になる。
そして、もう一つ大事なことは、経験者である彼らは一度(以上)失敗してきたということです。そこで諦めずに再度チャレンジしに来た。そして、その失敗から学びを得、活かしている。
人は失敗して強くなるんですよね。失敗しない人は何もしない人。何かやったから、経験が手に入る。やっぱり挑戦するって大事ですね。
はい、それではいつも通り勉強に話をつなげていきましょう。【リアル脱出ゲーム】を【テスト】だと置き換えれば、自ずと答えは見えてきます。
【テスト】を攻略するには、経験を積むことが大事。
さすれば、【リアル脱出ゲーム】の経験者たちのように、【テスト】素人たちを軽々と置き去りにできるであろう。
違う違う。妬みがちょっと出てしまった。経験を積んだ者は、その経験を武器に、【テスト】を攻略しやすくなるでしょうということです。
も一つオマケに加えましょう。
だから【テスト】の機会は多いほうがいいし、練習中も【テスト】を意識したトレーニングを実施したほうがいい。
【テスト】を意識したトレーニングというのは、例えば問題を似せたり環境を似せたり気構えを似せたり時間制限を似せたりという「なるべく本番同様にやる」ということですね。どこか一つだけ似せるというのでもいいですし、丸々そっくりにしてもいいと思います。スポーツで言えば「練習試合」みたいなものです。
もちろん、そんな「練習試合」を行うためには、日々日々の基礎トレが大事です。基礎トレもしてないのに「練習試合」してもいい経験にはなりませんからね。
基礎トレ⇔プチ練習試合(本番同様の練習)⇔練習試合→本番、みたいなメニューでスケジュールが組めるといいのではないでしょうか。太文字部分は行ったり来たりのようなイメージです。
そして、その過程で大事なことは「本気でやる」ということと、その上で「失敗を怖がらないこと」です。ちなみに、「失敗をしないように気をつける」というのと「失敗を怖がる」というのは違います。最大限気をつけた上でのミスなら怖がらず糧にしろ、ということです。
チャレンジすればチャレンジした分、経験値は増えていく。しかも、RPGとは違って、失敗しても経験値を稼げるのですから、これほどお得なことはありません。
だからこそ、【リアル脱出ゲーム】の猛者たちは声を揃えて言うのです。
「やればやるだけうまくなるよ」
勉強だって、そりゃもちろん同じですよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
僕もそのうちリベンジ予定です。
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