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私立高校受験のお金の話をしよう①入学金の納入を待ってくれる延納措置のある神奈川県の私立高校【2027年度最新版】

※2026年11月更新:2027年度(令和9年度)入試の最新のデータに書き直しました。

本日はお金の話、第一弾です。テーマは「併願先の私立高校が、入学金の納入を待ってくれるかどうか」。毎年この時期によく質問をいただくので、最新のデータで記事を書き直しました。

この記事のあとに、こちらもあわせてどうぞ。
・『私立高校受験のお金の話をしよう②神奈川県私立高校学費ランキング2027(令和9年度)』
・『私立高校受験のお金の話③国+神奈川県の学費支援や補助の制度【2026年度最新版】』

そもそも「延納措置」とは


「延納措置」とは、その私立高校を併願(他を第一志望)したときに、入学金などの納入を公立高校の合格発表のあとまで待ってくれる仕組みのことです。

公立高校が第一志望で、私立高校は併願(すべり止め)というパターンが多い神奈川県では、この仕組みがとても大切です。

2027年度入試の日程で見てみましょう。私立高校の一般入試は、多くの高校が2月10日(水)に行います(全日制の公募校の約8割)。合格発表はその直後です。一方、公立高校の学力検査は2月16日(火)、合格発表は2月26日(金)。つまり、公立高校を受ける前に、私立高校の合否がわかるわけです。

神奈川県の仕組みでは、併願で受ける私立高校に落ちることはそうそうありません。そして、先に合格が決まった私立高校では入学手続きをしなければならないのですが、そのときに必要なお金を、公立高校の合格発表のあとまで全額または一部待ってくれる。これが本日のテーマの制度です。

詳しい私立高校の入試の仕組みについては、こちらの記事をご覧ください。

それでは中身を見ていきましょう。データは、神奈川県が2026年10月21日に発表した「令和9年度私立高等学校・中学校・中等教育学校生徒募集及び生徒納付金概要」の中の「試験日程等・生徒納付金の状況」です。

全日制の公募校58校のうち、53校が公立高校併願者などへの入学金の延納措置を実施しています(2026年度入試は52校)。

入学金を全額待ってくれる私立高校(43校)


入学金の納入を全額待ってくれる高校は、以下の43校です。太字に◎がついている高校は、単願・併願にかかわらず、入学手続の締切日を公立高校の合格発表日以降に設定している高校です。

  • 白鵬女子高
  • 開智横浜国際高
  • 橘学苑高
  • 鶴見大学附属高◎
  • 法政大学国際高
  • 横浜創英高◎
  • 捜真女学校高等学部◎
  • 横浜清風高
  • 横浜学園高
  • 関東学院六浦高
  • 横浜高
  • 横浜創学館高◎
  • 英理女子学院高◎
  • 武相高
  • 横浜商科大学高
  • 横浜富士見丘学園高◎
  • 横浜翠陵高◎
  • 横浜隼人高
  • 大西学園高
  • 法政大学第二高
  • 日本女子大学附属高
  • 相模女子大学高等部◎
  • 相模原高
  • 湘南学院高◎
  • 三浦学苑高
  • 緑ヶ丘女子高
  • 横須賀学院高◎
  • 北鎌倉女子学園高◎
  • 鎌倉国際文理高
  • 鵠沼高
  • 湘南工科大学附属高
  • 藤嶺学園藤沢高◎
  • 藤沢翔陵高◎
  • 聖園女学院高
  • 旭丘高◎
  • 相洋高
  • アレセイア湘南高◎
  • 聖和学院高◎
  • 柏木学園高
  • 聖セシリア女子高◎
  • 向上高◎
  • 立花学園高
  • 函嶺白百合学園高

入学金を一部待ってくれる私立高校(10校)


次に、入学金の納入を一部待ってくれる高校です。こちらの高校では、公立高校の合格発表の前に「前納金」として入学金の一部を納め、残りを合格発表のあとに納める形が一般的です。前納金の金額や納入の期限は高校ごとに違うので、必ず各高校の募集要項で確認しましょう。

  • 日本大学高
  • 星槎高
  • 森村学園高等部
  • 桐蔭学園高
  • 桐光学園高
  • 麻布大学附属高
  • 東海大学付属相模高
  • 平塚学園高
  • 鎌倉学園高
  • 日本大学藤沢高

延納措置がない私立高校(5校)


最後に、延納措置がない高校です。

  • 慶應義塾高
  • 山手学院高
  • 中央大学附属横浜高
  • 清泉女学院高
  • 慶應義塾湘南藤沢高等部

大学附属校や人気校は、やはり強気な印象ですね。以前のこの記事(2023年度版)と比べると、日本女子大学附属高校が「延納なし」から「全額延納」に変わっています。また、開智横浜国際高校は全額延納、清泉女学院高校は延納なしの高校に入っています。毎年少しずつ変わるので、併願校を決めるときには最新の情報を確認するようにしましょう。

2026年度からは「実質無償化」も


2026年4月から、私立高校の授業料は国と県の支援で所得制限なく最大48万円まで補助されるようになりました。ただし、補助は入学後に申請するもので、入学手続きのときの入学金や施設費は、いったん自分で用意する必要があります。だからこそ、延納措置があるかどうかは今も大切なポイントです。詳しくは③の記事をご覧ください。

あ、最後に一つだけ。併願校選びといえども、ぜひ一度は高校を訪れてみましょう。説明会などではなく、放課後やお休みの日などに近くまで見学に行ってみると、素の先輩たちの姿を見ることができるかもしれませんよ。

本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。どこに何があるか知ることは大事。