「テストの点ってどうやって上げるんですか?」
素朴な生徒Oくんの疑問に、
「勉強すんだよ」と隣のお友達がすかさず突っ込みました。
それもあながち間違いじゃない。
でも、とっても偉そうに、塾の先生っぽく言わせてもらえれば、
「勉強しただけじゃテストの点は上がらない」のです。
さぁ、なんて塾ブログらしい前振りでしょう。
理由は以下でご説明します。
なぜ勉強しても成績が上がらないのか。
その答えは、私が大好きなこの名言の中にあります。
「正しい方法で、正しい量やった時に、成績は上がる」(作者不明)
ただ勉強しただけでは、テストの点も、成績も、
なかなか上がってくれないのです。どういうことか。
例を見てみましょう。
明日は国語の漢字テスト。絶対百点取るぞ!
よーし!この数学の問題で勉強だ!!!!
こんなに極端な例はないでしょうが、
つまり、勉強しても成績が上がらない理由の一つは、
目的に沿った勉強をしていない、ということです。
たとえ科目があっていたとしても、書き写すだけで作業になってしまっていたり、
テストの点数を上げるための勉強!と言っておきながら、
脳にあまり負荷のかからないノートまとめになってしまっていたり、
とにかく、「正しい方法」ではないということです。
これね、本人は頑張っていると思っている分、
なかなか修正が難しかったりするのです。
また、こういう子も居ます。
明日は国語の漢字テスト。絶対百点取るぞ!
よーし!この国語のワーク、テスト形式で一周やろう!!
一周で出来たならどんなに素晴らしいでしょう。
身に付けるまではやはり一定の「量」が必要です。
その一定には個人差があるので、
一周で覚えられる子はもちろんそれでいいのですが、
覚えられていないのに一周で終わるべきではありません。
つまり、勉強しても成績が上がらない2つ目の理由は、
量が足りていない、ということです。
そして、ほとんどの小・中学生が抱えている勉強の課題は、
質的な課題(わからない)よりも、
むしろこの量的な課題(量が足りていない)のケースが多いのです。
なので、
親や僕らはまず、その子がなぜ量を解けないのか、考えなければなりません。
自信?スピード?勉強の仕方がわからない?嫌い?質的課題?環境の問題?
それを解決していくことが、成果につながります。
そして、その解決策は必ずあります。
「正しい方法で、正しい量やった時に、成績は上がる」(作者不明)
珍しく塾ブログっぽいですが、
もっと詳しい説明が欲しい方はお気軽にお電話を(宣伝です)。
本日もHOMEにお越し頂き誠にありがとうございます。
せっかく勉強するなら、成績も上げよう!
0コメント