勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

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自分に勝ち癖をつけること

勉強もお仕事も誰と勝負しているかって、きっと一番の敵は自分なんですよね。ちょっとした嘘やちょっとした楽、ちょっとしたズルやちょっとした誘惑に負けて、成長を逃す。これってだんだん慣れて癖になっていくんですよね。負けてもなんとも思わなくなる。負け癖がつくわけです。「絶対に勝ってやる」という執念はいつの間にかなくなり、「勝てると思う」がだんだんと「勝てたらいいな」に変わっていき、最期にはとうとう「勝てやしない」に。ここから最初の希望に燃えた状態に戻すのは至難の技です。そうなる前に手は打ちたいところ。でもじゃあ弱い自分に侵食されてきたらどうすればいいのでしょう。答えは簡単です。自分に勝ち癖をつけるのです。まずは自分が勝てそうなところから勝負を始めて、連勝しましょう。「これはできた」「これもできた」「それもできた」「あれもできた」となれば、失われていた自信や意欲は少しずつ取り戻されていきます。この「やればできた」が弱い自分に対抗するための最高の薬です。人間は弱いから、やっぱり自分に負けちゃう日もあるけれど、遅くとも次の日にはリベンジできるといいよね。心と自分が鍛えられる。勝って勝って勝ちまくりましょう。その先に、過去最強の自分が待っています。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。今日も一つずつ勝っていく。

嘘をつくことが癖になってしまったあなたへ

昔、宿題をやっていないのに「やった」と嘘をついてしまう女の子がいました。最初は「怒られたくない」「楽したい」という気持ちから嘘をつくんだと思って、その度しこたま注意をしていたんですが、あんまり悪びれた様子もなかったので、違う仮説を立ててみました。それが「半分自分のため、半分相手のため」理論。半分はたしかに自分が怒られないために嘘をつくんですが、もう半分は相手のことやためを思って嘘をつくんですね。まぁ、正確には「相手のことを思っているフリをして」が近いでしょうか。どういうことかもう少し詳しく説明しましょう。「宿題やった?」と問われて、「やってない」と言うと、相手が嫌な顔をしたり、不快な気持ちになったりしますよね。これを避けるために「やった」と嘘をつくわけです。もちろん巡り巡って自分のためなんですが、誰かのせいにできるから罪悪感がちょっとだけ薄れるのかなと。大人向けに説明するとすれば、パートナーがいるあなたが、異性がいる飲み会に参加したときに、「(飲み会には)異性はいなかった」と言うようなものでしょうか。下心ではなく、相手のためを思った風の嘘です。ちょっと違うかな。うん、刺さらなければ忘れてください。嘘をつくその子は優しい子でした。その行動にも根底に優しさがあるのでしょう。ただそれは間違った優しさですので、正さなければなりません。それは結局誰のためにもなってないよと。ただ、これって癖がついちゃうとなかなか直らないんですよね。やっている間にだんだん楽を覚えて、いつの間にか半分半分理論も消えて無くなって、息をするように嘘をつくようになります。しかし、嘘をつく相手は周りの大人ですから、すぐバレます。怒られます。そんな時だけ都合よく優しさを思い出したり、「時間がなかった」などと責任転嫁をしたり、とにかく自分を被害者側へと持ってくるんですね。自分に負けることの繰り返しなので、どんどん弱くなっていきます。僕も強い人間じゃないのでよくわかります。そしてどんどん深みにハマっていきます。これはカンニングや嘘の丸つけにもつながります。日常の行動にも。では、どうしたらいいのでしょうか。対処法って、その時の状況や人によっても違うと思うのですが、その女の子は「嘘をつけない状況」を徹底的に作り続けました。宿題は出しませんでした。テストは厳しい監視の中、点数だけで頑張りを判断。「嘘をつけない」状況を作り出したのです。勉強量は増え、成績は上がりました。ただ、これがベストの方法だとは思いません。自分自身で気付かねば、いつかまた追い込まれたときには同じことを繰り返してしまうでしょう。人間って弱い生き物だからね。やはり何度も何度もこちらが本気で注意をしながら、本人が気付くのを待つしかないのでしょう。今まで、そんな嘘をついてしまう子たちが、大きなきっかけに出会って変わるところをたくさん見てきました。でも、それ以上に何度も何度も裏切られてきました。「裏切られるのが仕事だよ」このお仕事を始めた頃、尊敬する先輩にそう言われたのを思い出します。でもね、やっぱりね、裏切られるのって、結構辛いんですよね。何処かにいる、嘘をついてしまうあなたへ。どうか、あなたが嘘をつくことで、傷つく誰かがいることを知ってください。宿題ができるできないの前に、正直でいるという人として大切なことを忘れないでください。今すぐその悪習から解き放たれることを、祈っております。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。自分に勝つのが、まず自分がやるべき大切なこと。

ちょっと先に動いておくことの重要性

「ちょっと先に動くこと」は大切だ。僕は野球部だった。そんなに上手ではなかったけれど、守備は嫌いじゃなかった。そんな守備について、小学校の頃、地元の少年野球チームの先輩に言われた言葉を今も覚えている。「打者が打つちょっと前に動いておくと守りやすい」。これは実際にプロの選手でもやっていることで、本当に動くその一瞬前にあえて体を動かしておくのがいいそう。一歩踏み出したり、姿勢を変えたり。それによって、スムーズに動けるらしい。そんなことをふと思い出したのは、車に乗っている時だ。前の車が右折待ちしていた。少し間が空いて、「今曲がるぜ!」という時、止まっていたその車は動き出しが遅くて、右折に時間がかかり、結局その間を詰めてきた対向車にクラクションを鳴らされていた。焦って行かなくてもよかったのにとは思ったけれど、行くならそれなりの準備は必要だったな。なんて風に完全に他人事でその出来事を俯瞰していた時に、ふと上記の内容を思い出したのだ。ここからはいつも通りの流れである。これって勉強でも同じことだ。なんでも最初にパワーがかかる。始めてしまえば、あの勉強ですら意外と続く。だからこそ、始まりを楽にしてあげること。そのために、ちょっと先に動いておくこと。今日やるページを開いておいたり、文房具をセットしておいたり、頭の中で何をやるかを決めておいたり、とにかくすぐ動き出せる態勢を整えておくこと。ちょっと先に動けば、だいぶ先に行けるかもしれないしね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。差とはいつの間にか広がったり縮んだりしているものだから。

僕らのお仕事は気付きを与えること

「あ、これはここが間違ってたから最後までいけなかったのか!」自分の間違いが書かれたノートを食い入るように見て、小学生の生徒がなぜ間違えてしまったのかの理由を発見しました。これって結構難しいことなんですよね。「間違えた」で終わってしまって、「なぜ?」まで追求できない場合も多いです。どうしても気付けない場合は先生が「ここが違うよ」とつい伝えてあげたくなるのですが、これを続けるとますます自分でやらなくなります。自分で自分の間違いに気づき、修正していく。これって、勉強においてとっても大切なことなんですよね。ときには、自分の中の価値観や考え方を根底から直さなくちゃいけない場合もありますが、それを自身で修正できると、ぐんぐん伸びていけます。パラダイムシフト(発想の転換)を自分で起こしていけるって結構な強みになるんです。やらされ感も無くなりますしね。ただ、これをできるようにするには、かなりの訓練が必要。自分の頭で考える練習です。周りの大人も安易に答えを渡してしまってはいけません。答えが出ない不安感やストレスと向き合える強さを持たせねば。誰かに教えてもらって答えを見つけるよりも、自分で見つけたときの喜びの方が大きいことを知ってもらわねば。こちらサイドとしては、そこまで見守るって難しいんですよね。ついつい口を出してしまいたくなる。もちろん本当に口を出さなくちゃいけない時もある。でも、なるべく自分で気づいてもらうようにしなくては。葛藤しながら、いつもベストを追い求めている感じです。僕らのお仕事は、気付きを与えること。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。僕らとは大人のこと。

指導や勉強の役にも立つ認知特性(視覚優位・聴覚優位・言語優位)についての考え

人には認知特性と言われものがあります。スポーツで喩えるならば、短距離が得意か長距離が得意か円盤投げが得意かみたいなものですね。その認知特性については色んな論文があり、少しずつ言っていることが違ったりするんですが、今日は僕なりに考えていることを綴っていきたいと思います。認知特性には大きく分けて3つのタイプがあります。まず1つ目が、視覚優位。目で取り入れた情報処理が得意なタイプです。人の顔を覚えたり、グラフの読み取りやイラストを覚えたりするのが得意です。似たような漢字で間違ったり、文章だけの情報や聞いた話を覚えるのは苦手です。動画やイラストを使った勉強方法が向いています。2つ目は、聴覚優位。耳から得た情報の取り扱いが得意なタイプです。音楽を聴いていて歌詞をすぐ覚えたり、英語のリスニングが得意だったりします。読みが同じ漢字が苦手だったり、人の顔を覚えるのが苦手です。替え歌とかリズムで暗記するのが良さそうです。3つ目は、言語優位。文字や文章から情報を取り入れるのが得意なタイプです。本や説明文を読んで、理解するのが得意です。何も見ないで絵を描いたり、音だけの指示で動くのが苦手です。ノートや参考書を使った勉強が向いています。さらに細かく分類もできるのですが、今日はここまでにしておきましょう。これは綺麗にどこか一つにピッタリ当てはまるというわけじゃなくて、個人の中にも色んな要素があります。例えば僕であれば、視覚から情報を取り入れるのがちょっと苦手。あえて言うなら、言語や聴覚優位ではあると思いますが、暗記は苦手。ん?認知特性関係なくただ単に記憶するのが苦手という話も…。まぁ、何が言いたいかというと、人はやっぱりそれぞれ違うから、自分やその子に合った「学び方」を見つけるというのは大切だということです。もちろん、それに偏りすぎもいけませんが、人にはそれぞれやりやすい方法があるのです。そのことを知っておくことが重要ですよね。自分がうまくいく方法が相手もうまくいくとは限らないと知っておくこと。見るのが得意だな、という子にはイラストや動画で説明を。聞くのが得意だな、という子には口で説明を。読むのが得意だな、という子には文字で説明を。ちょっとだけ意識して指導していきたいなと思っています。物事を知ることは、より良いコミュニケーションにもつながりますね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。小学校の授業の工夫についての論文など読んでみると面白いです。昔は図書館を漁っていましたが、今やネットですぐ読めますもんね。