勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

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勉強が下手な子は注意!動画映像授業の怖いところ

LINEでいただいた質問には個別で返答をしているのですが、汎用性のある部分に関してはこうしてブログやYouTubeのネタにさせていただいております。本日もその一環です。テーマは【動画授業の注意点】。最近は学校でもスタサプを使うなどしており、動画授業で勉強を進めている子も多いかと思います。今日のテーマは、その際の注意点です。まず結論から申し上げましょう。動画授業の怖いところは「見ただけで勉強した気になる」という点です。そこには大きな落とし穴があります。詳しく説明していきましょう。これは映像授業に限ったことではないですが、すべての授業はほぼほぼ、見たり聞いたりしている間は学力は上がりません。学力が上がるのは、自分で考えて行動して「できる!」を手に入れた瞬間ですから、ただただ見たり聞いたりしているだけでは学力はまだ上がっていないんですね。それなのに授業を受けただけで「賢くなった」と勘違いしてしまうと、恐ろしいです。本人的には勉強しているのに成績が上がらないのですから、「俺は頭悪い」となりがちです。そして自信と肯定感を失い、どんどん勉強嫌いになっていきます。側から見れば「学力が上がっていない=勉強していない」わけですから当然なのですが、本人はなかなかそれに気付けないわけですね。もしくは薄々勘づいているけど楽な道を選んでしまうわけです。授業は授業でもリアルな授業では子ども達の様子を見て発問することが可能ですが、動画授業では録画されているもののためそうはいきません。そうして「勉強っぽい何か」をしている時間がどんどん増えてしまうんですね。本人は「映像を見ているからやることやっている」と感じていますが、テストを受けて初めて「あれ、できない」というのを知る。結果テスト一回分損してしまうのです。ひどい時は何回分も損してしまいます。解決策は簡単です。動画を見た後、アウトプットをしっかり行うことです。アウトプットとは、自分の頭から出すということですね。動画を見た後、動画の内容を説明したり、その単元の演習をして、自力でできる状態を作りましょう。何事も負荷がかからないと成長しません。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。ただでさえ僕らは楽な方楽な方へ行きがちだからね。

暗記が苦手だという人に捧げたい「自分暗記テスト」のコツ

「暗記が苦手」と言う人の多くは、自分テストをやっていないことが多いです。え?自分テストってなんだって?簡単です。その名の通り、自分でテストをするんです。暗記したいものがあったら、手で隠したり赤シートで隠したりして、テストをするんです。答えは手のひらに書いても紙に書いても構いません。記憶というのは「思い出す」時に強くなりますから、思い出す回数を増やせば暗記はできるのです。簡単でしょう。ただやるのが嫌なだけです。そして、「暗記が苦手」という多くの人のもう一つの注意点は、スピードが遅いということです。スピードが遅いから、回数が増やせません。結果、思い出す回数が足らないまま本番のテストを迎えて、撃沈するのです。たらたらやるのをやめましょう。どうせやるならバシッとダッシュでやりましょう。思い出せば思い出すだけ、記憶が勝手に強化されるのですから、あなたはただただ思い出せばいいだけです。慣れてきたら色々な工夫(イメージ付やかたまりで覚えるなど)を試していけば、「暗記得意かも」という日も遠くないかもしれません。「暗記苦手かも」と言っていても事態は好転しません。さぁ、今すぐ動きましょう。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。なかなか一人で動けないという時に下のようなツールもオススメ。渡した生徒は実際に結果出してきました。