勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

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モチベーションも大事だけど、テンションも大事にしてみよう

よく「モチベーションがあるかないかが大事」という言葉を聞きますよね。モチベーションというのは、難しい言葉で言うと「動機づけ」です。「頑張る理由」と言ってもいいかと思います。このモチベーションは何をやるにも重要です。もちろん、勉強においても。「志望校に合格したい」「良い成績とってお小遣い上げたい」「褒められたい」、どれもモチベーションになり得ます。このモチベーション、もちろんあるに越したことはないのですが、見つけるのってなかなか難しいんですよね。無理やり見つけたとしても、原動力になるぐらい強くないと意味ないですし。「色々探してみてもなかなかモチベーションが見つからない」という時に意識してほしいのは、「テンション」です。よく「テンション爆あがり」とか言いますよね。あのテンションです。テンションの本来の意味は緊張や不安なのですが、その誤用から始まって、今では「気分」や「気持ち」という意味が定着していますよね。今日はそちらの意味で使います。テンションは上がったり下がったりします。モチベーションよりも不安定で、短期的です。ただ、人間は感情の生き物とも呼ばれますから、意外とテンションはパフォーマンスを左右します。基本的には、いいことあってテンション上がっている時に良いパフォーマンスができるという人が多いでしょう。でも、世の中には色んな人がいて、テンションが落ち着いている時の方が力を発揮できるという人もいます。誰にでも自分にとってちょうど良いテンションというのがあるはずです。まずはそれを見つけましょう。それを見つけたら、なるべくその状態にいられるように工夫しましょう。例えば、テンション上げた方がいい人は、自分がテンション上がる術を見つけておきましょう。自分の機嫌を取るみたいなものですね。好きなものを近くに置いたり、好きな芸能人を待ち受けにしたり、好きな言葉を机に貼ったり。現代はただ生きているだけでも刺激の多い世の中です。色んな情報が洪水のように頭の中に入ってきて、知らぬ間にテンションが下がる日もあるでしょう。そんな時に、「これを見たら(したら)テンション上がる」というものを作っておけると楽ちんです。自分のテンションは自分でコントロールする。これを人任せにしてしまうと何でも辛いですから、自分でコントロールする術を早くから見つけてしまいましょう。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。モチベーションもテンションも大事にね。

わかりやすい話をするコツがわかるクイズ

このブログでも何度か、面接や作文では、【アンチ・クライマックス法】が効果的という話をしました。大事なことは先に言うということですね。これはもちろん、コミュニケーションや授業においても同じです。その方がなんでもわかりやすいわけです。逆に最後に大切なことを伝えるのを【クライマックス法】といいます。これは映画や本など、エンターテイメント向けの伝え方ですね。自己紹介でも、相手がこちらに興味を持っている時には、この方法の方がウケがいいのだといいます。一つクイズを出します。ぜひ解いてみて下さい。ただし、口頭と同じで、問題文を読めるのは一回だけです。バスに乗客が10人乗っています。次の停留所で1人降りて3人乗りました。その次の停留所では、誰も降りず、2人乗りました。次の停留所は通過し、その次の停留所「市民病院前」では3人が降りました。次の停留所ではバスは止まったけれど誰も降りたり乗ったりしませんでした。その次の停留所では5人が乗ってきて、その次の停留所では3人が降りました。次の停留所が終点で、全員が降りました。さて、質問です。「次の停留所」と「その次の停留所」の2通りの言い方をしていましたが、「その次の停留所」と言ったのは何回ですか?多くの人は乗客の数に注目をしていて、この質問に答えられません。でも、この質問を最初にしていたらどうでしょう。多くの人が正解できるのではないでしょうか。これが最初に情報を伝達することの重要なポイントです。「わかりやすさ」を求める場面では、【アンチ・クライマックス法】で、相手にイメージを持ってもらった上で説明をするように心掛けましょう。大切なことは、先に言う。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。同じ内容でも伝え方で印象が変わる世の中だから。

高校別合格者平均内申・得点をまとめてみよう!湘南地域の高校編3

今年も全県模試さんのデータを参考に、各高校の情報を見ていきましょう。本日は湘南地域の今まで紹介していなかったがテーマです。具体的に名前を挙げるとすれば、茅ヶ崎高校・藤沢清流高校・藤沢総合高校・茅ヶ崎西浜高校・寒川高校・藤沢工科高校ですね。まずは表の見方をご説明です。まず赤い数字が前年と比べて上昇したもの、青が下降したものです。黒は変わらないか初のデータということになります。高校名の隣が、合格者の平均内申点です。その隣が合格者の平均得点。どちらも合格者の点ですから、「これがなきゃ受からない」ってものでもないです。いわゆるボーダーはもう少し低めになるでしょう。合格者平均点は目標にすると良いです。なお、どの高校でも平均得点が下がっているのは、単純に前年よりもテストが難しかったからです。次回もこのぐらいの難易度かさらに難易度が上がる可能性もあるので準備しておきましょう。その隣が二次選考の合格者平均点です。「観点」というのは、前回から実施された仕組みで、内申の各教科の主体的に学友に取り組む態度の観点をA(3点)B(2点)C(1点)で計算して2次選考に使うんですね。その合格者平均値です。27点満点。そしてその隣が倍率ですね。そのまた隣が、各高校の選考基準の比率です。次回の入試のものになっています。入試の仕組みや計算方法などもっと知りたいという方は以下の記事をご覧ください。

二月の勝者が21巻で完結しました!

ドラマにもなった『二月の勝者』が完結しました。こちら、中学受験塾のお話です。リアリティもあって、ドラマもあって、「中学受験とはどんなものか」を知るには良い漫画だと思います。そして、もちろん面白かったです。漫画を読んで泣いたのは久々でした。当塾の生徒にも読者がおりますので、極力ネタバレを避けて、だけど心に残った言葉を一つ書き記しておこうかと思います。それはやはり主人公の黒木先生の一言です。卒業する生徒たちに送った言葉ですね。私個人としても共感する想いだったので、これを選びました。「これから新しい生活が君たちを待っています。君たちはそれを楽しみにし、前を向いて歩み出してほしい。そして…」「中学受験を目指した日々を、この桜花ゼミナールで過ごした日々を、忘れるくらい楽しんでほしい。忘れるくらいでちょうどいい。忘れるということは、その時、その未来で楽しく暮らしている証拠だから」「でも、私たちを、この場所を忘れても、『自分たちを見守って、全力で支えてくれた大人たちがいたような気がする』、なんて、なんとなく覚えてくれてたら嬉しい。どこかですれ違って、私たちの顔を忘れていても、私たちはきっと忘れない」私も似たような想いで塾をやっています。