勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

記事一覧(2004)

大学入学共通テストを見て思ったこと

大学入学共通テスト(元センター試験)が終わりました。受験生の皆さんひとまずお疲れ様でした。ただ、勝負はここからですね。遅ればせながら、先日その中身を見てみました。特筆すべきは、やはり数学ですかね。各ニュースでも取り上げられている通り、平均点はだいぶ下がるだろうと予想されます。まずこれをどうやって時間内で解くのだろうと考え込んでしまいました。うーんと考え込みながら、「あれ、この感覚どこかで感じたことあったなぁ」と、思い出しました。そう、神奈川県公立高校入試の特色検査です。もちろん難易度などは大きく違いますが、求められているものや解くのに必要な力は似ているんじゃないかなと。相手の求めるものを的確に読み取る「国語力」。素早い情報処理と取捨選択。情報の活用力。道を定めたら一心不乱にそこを進み切る「自分を信じる力」。与えられたものに対してどう向き合っていくかの姿勢。特色検査も、大学入学共通テストも、それらの力を測るために、一見時間内に終わらない無茶振りを課しているようなテストになるんじゃないかなと個人的には考えています。二回目で本性を表したとも言える大学入学共通テスト。この流れが続いていくとすると、神奈川県の高校生にとってはアドバンテージになるんじゃないかと密かに期待しております。だから、受験の際に特色検査受けなくても、どこかで特色検査の問題に触れてみるのはいいよね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。特色検査のための準備が大学入学共通テストの準備にもなる。

何事も楽を覚えちゃうとなかなかそこから抜け出せない

先日、生徒とゲームの話になりました。テレビで「ゲームランキング」みたいなのをやっていたらしくて、その一位がゼルダだったということで、「え、みんなゼルダやってるの」みたいなところが話のきっかけだったかと思います。ゼルダ、昔のやつ僕も良くやりました。あれって、戦うだけじゃなくて、謎解きとかも面白いんですよね。勉強が苦手な子が嬉々としてゼルダの話をするので、「え、謎解きとか考えてやってるの?」と訊いたら「攻略サイト見てる」という返答が返ってきて、なるほどと思いました。ああいうのって「自分で考えるのが楽しい」が醍醐味だと思うのですが、一度答えをすぐ知る喜びを知ってしまうと、なかなかそこから抜け出せなくなってしまうんですよね。僕も経験あります。つまり、一度攻略サイトを見てしまうと、もう攻略サイトを見る前の進め方には戻れないんですよね。何時間もうんうん唸って進めるという苦痛っぽい楽しみ方はほぼほぼ楽しめなくなるわけです。そして、考える力も失われていく。これを回避するには、「自分で考えて解く」楽しさをまたどこかで知ってもらうしかないんですよね。それを勉強で知ることもできるんだぞと、日々の指導の中で教えてあげられたらと思いました。ん、もしくは、「教科書」や「ワーク」が勉強の攻略本なんだぞ見せるのもありかな…本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。うまく情報を掴むということは大切な力なのかもしれない。

実力を伸ばしたいなら、すぐ「わかる」を求めないこと。それが非常に危険な理由

例えばゲームをしている時、すぐ攻略本(攻略サイト)を見たがる子がいるとします。攻略系アイテムの使い方としては間違っていないのでしょうが、そうしていると本来面白いはずの「うんうん唸りながら答えを捻り出す」みたいな時間が失われるんですよね。それが勉強でも起こると大変です。問題を解いて、少し「わからない」と感じると、途端に答えに手が伸びてしまう。こうなるとなかなか成長しづらいんです。そんな子には、以下のことを知ってもらわねばなりません。早く諦める癖がついたら大変わからないことは悪いことじゃないわからないことはつまらないことじゃない考えている時間が成長を生む一つずつ説明していきましょう。早く諦める癖がついたら大変「わからない」→「答え」のスピード感に慣れてしまうと、そのうち「わからない」のハードルが低くなって、ちょっと考えればわかることなのに考えずに答えを見ることが増えてしまいます。さらに深みにハマるとカンニングなどにつながっていく恐れもあります。「答えがわかる」という快感に溺れてしまうんですね。だから、諦めが早くなる。そして、さらに怖いことに、それが続くと、本当は「答えを見たからできる」のに、「自力でもできる」という錯覚を起こしてしまうんです。その末路は、わかりますよね。テストなどで現実を思い知り、そこで「私は勉強できない」と勘違いして、ますます勉強から遠ざかってしまうわけですね。わからないことは悪いことじゃない偉い学者でも、東大生でも、わからないことはあります。わからないことがあるというのは、決して悪いことではありません。大事なのは、そこから先の姿勢です。わからないことに出会ったら、考える。必要なら、情報を集める。理解する。アウトプットする。そうして、「わからない」を「わかる」や「できる」に変えていく。これこそが勉強です。でも、「わからない」→「答え」に慣れてしまった子は、「わからないことは悪」とばかりに、わからないことを嫌がります。結果、勉強の時間がどんどん減っていくのです。わからないことはつまらないことじゃない加えて、わからないことはつまらないことじゃないということも補足しておきましょう。もちろん面白い・つまらないなんて個人差があるとは思いますが、「わからない=面白い」と捉える人がいることを知っておくといいでしょう。ゲーム序盤、「え、何したらいいの?」という状況は、実は楽しいものです。どこかで出されているヒントをもう一度整理して、進むべき道を見つけた時の快感。これは、答えを知ってしまったら二度と得られないものです。わからないことは楽しい。心や頭のどこかで少しでもそう思えたら、勉強もワクワクできるかもしれません。考えている時間が成長を生むわからないことに向き合って、あの手この手考えている時間は、一見無駄なように見えて、実は大きな成長の布石となります。頭の中をぐるぐるぐるぐる運動させている感じですね。運動すれば筋肉がつきます。タフになります。頭も一緒です。使えば使うほど、使いやすくなるわけです。実はわからないことに向き合っている時間というのは、貴重な成長のための時間。しかも、この時間、明日がテスト!みたいな緊急時にはあんまり多くとれません。普段からしっかり確保しておく必要があります。もちろん、今の実力に合わない問題(わからないが強すぎる問題)と戦う時は「逃げるが勝ち」というの手もありますから、その辺りの戦略は信頼できる大人と相談してみるといいでしょう。「わからない」を大切にというお話でした。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。まず向き合って、考えて、調べて、理解して、もう一度やってみる。