勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

記事一覧(2973)

正しくないことはわかっているのにダメな勉強法をやり続けてしまう理由

エア勉強法をやる子に声かけしてもなかなか直らないことがあります。というか、そっちの方が多いです。何度も何度も繰り返して、やっと直ります。本人だって、よくないことをしているという自覚はあるのに、一体なぜでしょう。それは、我々が「変化を嫌う」生き物だからです。変化は面倒臭いし、パワーもかかるし、大変。特に、今まで変化して成功した体験が少ない子は、変化することに怯えています。変化をためらう姿勢の中に、「どうせうまくいかない」「正しいやり方しているのに失敗したら嫌だ」なんて気持ちが見え隠れします。これを無理やり変えようとしても、すぐに元に戻ります。そしてまた「変えられなかった」という失敗体験だけが頭に残って、どんどん変化しづらくなっていくわけですね。だから、変えるときには、機を狙って、一気に変えるのが吉です。人間単純なもので、一度成功体験がつけば、どんどん変わりやすくなります。この状態を狙いたいですね。変化する向こう側が大変そうであればあるほど、変化しない人は増えていきます。だからこそ、変化していくものが強いのです。子どものうちから、変化することに慣れていきましょう。自分を変えていくって、勇気がいるけれど、素晴らしいことですよ。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。さぁ、今日も変化変化変化。

模試やテスト直しの際にぐんと成長するコツ

テストや模試をやりました。実はこの後に取る行動で、成長の速度や効果は驚くほど変わります。まずダメダメなのは、何もしないことですね。せっかく本気で受けたテストが勿体無いです。勉強レベル1以下です。「直しをしました」という人、いいですね。そこで自分の課題がわかるから、次に何をやればいいかハッキリしますね。それを埋めるだけで効率よく成長できます。でも、実はもっと効果的な方法があるんです。それが「周辺知識までおさらいしちゃう」ことです。詳しく説明しましょう。まずテストや模試で間違えたところに注目します。そして、その問題を直すだけじゃなくて、解けなかった理由の周辺知識までセットでもう一度学び直すのです。例えば、理科の地層の問題で間違えたら、地層や火山や岩石の単元(地震はやってもやらなくてもいいか)を改めて見直して、問題解いてみて、仕上げるのです。そうやって繰り返し何度も固めた知識は、入試本番の時に心強い味方になります。もちろん時間はかかりますけどね。逆に、曖昧な知識って入試本番邪魔になります。時間をかけてでも、確かな知識を増やしていきましょう。それが最強のコツですよ。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。材料をうまく使ってスキルアップしよう。