勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

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勉強するにも頭を使おうぜ

勉強が好きって子はほとんどいません。逆に、「勉強ができなくてもいい」って思っている子もほとんどいないんじゃないでしょうか。特段やりたいことではないけど、でもやらないとダメなことはわかってる。こんな感じじゃないかと思うんです、勉強って。だからこそ、理想の勉強というのは「なるべく時間をかけずに効果が出る」ことだと思うのです。もちろん、真剣に勉強すればするほど、時間はかかります。どうしても時間かかっちゃうのです。だからこそ、短縮できるところで短縮することができる人が有利になっていくんです。例えば。丸つけの時にいちいち解答の該当ページを探している人がいます。かたや、そこに赤ペンを挟んでおいてノールックで開いて丸つけをし始める人もいます。さて、どちらが伸びそうですか?もちろん後者ですよね。減らせる時間は減らす。それにより集中力の低下を防ぐこともできます。また、何も考えずダラダラと勉強しているフリを続ける子がいますが、それは結局自分の首を絞めているんだと早く気付いて欲しいです。だって、いくら時間を使ってもできるようにならないんだから。目的とそのために必要なことを改めて自分に確認してみましょう。答えは本当はわかっているはずでは。勉強するのにも頭を使おうぜというお話。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。やらされてやっているうちはこれができません。

トップ校を狙いたい時のオススメの数学の勉強の仕方

今回もご質問をもらったので、改めて個人的考えを書いておきます。ご質問内容はざっくり言うとこんな感じ。「トップ校に合格するために、数学は中1から何をしておけばいいでしょう」。トップ校とは、学力向上進学重点校やそのエントリー校というイメージでいいでしょう。もしかしたら、質問者の方のお住まいは神奈川県内ではないかもしれませんが、考え方は一緒です。まずは結論から。数学は先取りをして中3までの内容を早めに終わらせてしまうことをオススメします。もちろん余力のある場合です。焦らなくてもいいです。躓いているのに先に進んでしまっては本末転倒ですし、まずは一つ一つのアイテムを頭の中に入れる感じで、じっくり進めていきましょう。ここからはそう述べた理由を説明していきます。理由自体はいくつかありますが、今日は一番大きな理由を記していきたいと思います。数学という科目の特性上、入試のような総合問題では「何をどんな風に使うのか」から思考を始めなければなりません。与えられた条件などを踏まえて、何を使ってどうやって解くかから考えていくわけですね。ただ、これが普段の数学の勉強となると、大体「方程式」「一次関数」「確率」「三平方の定理」と単元で分けられている中で問題を解きますから、なかなかそこから思考し始めるという経験ができないんです。色んなアイテムを頭の中に入れた状態で、総合的な問題を解く。この経験を多く積むことが数学の一番伸びる勉強の仕方だと私は考えています。ですから、早くその状態に持っていきたいわけですね。実際ハイステップさんのような上位校を目指す塾ですと、中2で中3までの全単元をほぼほぼ終わらせて、そこからはひたすら演習です。塾に頼らず勉強する場合にも、数学の予習は「参考書などを読んで理解して勉強を進める」という練習にもなりますから、一石二鳥です。そこで磨いた力は高校入学後に活きますよ。コツコツやれるといいです。まとめると、トップ校を目指した中1からの数学オススメの勉強の仕方は…普段→最低7〜8割の理解でいいので、先へ進む学校テスト前→単元戻って、完璧に近付ける(この時、範囲の入試問題などに触れるのもいい)中3夏以降→3年生までの内容を終わらせて総合問題をガツガツ解くという流れでしょうか。参考になれば幸いです。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。自ら学ぶ意志さえあれば道は開ける。

自分が何に時間を使っているか把握してみよう

先日知り合いから相談が来ました。子どもがスマホにハマって困っていると。現代の勉強の一番の敵は間違いなくスマホでしょう。具体的な策をあれこれ伝えて一応の決着をみたようですが、一度ハマってしまったものを引き離すには非常にパワーがかかります。本人も周りも苦労した様子でした。そんな一連の流れを踏まえて、ふと考えてみました。生徒たちにも知っておいて欲しいことです。いきなりですが、人生とはあなたの持っているすべての時間のことです。人間は誰しもその時間を使って、自分の好きなことややるべきことや自分探しをするのです。それは大人も子どもも有名人も一般人も変わりません。ぜひ、思い出してみてください。自分が何に時間を注いでいるか。その注いだものが、あなたの人生を形作っていきます。自分が使いたいものに使えていますか?自分が「これでいい」と思うものに注げているでしょうか?自信を持って頷けないのなら、他の誰かに言われてじゃなく、自分自身で時間の使い方と向き合ってみましょう。結局いつでも自分の監督をできるのは自分自身だけなのですから。時間は誰もに平等だから、そこで差がつきやすいです。うまく使う人になろうね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。こんなお話もあります。