勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

記事一覧(2575)

【最新版】志願変更・志望校変更の日時や方法は?神奈川県公立高校入試志願変更のルールと注意点を確認しましょう

神奈川県公立高校入試の場合、各高校の倍率が発表されてから、一度だけ志願する高校を変更できる仕組みがあります。2024年は、2月5日(月曜日)から7日(水曜日の正午)が志願変更期間となっております。各中学校においても締め切りの設定が違うと思うので、希望する方は確認しましょう。今年からネットで志願変更ができるようになったので少し楽になりました。志願変更したい場合は担任の先生に申し出ましょう。なお、「志願変更したら不利ですか?」という質問をたまにいただきますが、これは誰もに与えられた権利なので、誰でも自由に使えますし、不利になることもありません。合否に影響することもありませんので、安心して志願変更してください。なお、志願変更の一番多い理由は、倍率を見て「高倍率の高校から低倍率の高校へ志願先を変える」というものです。これも一つの戦略ですから、良い悪いはありません。その場合の志願変更については、前もって「第一志望の高校の倍率が◯倍だったら志願変更する」と決めておくことで期間中にバタバタと焦らなくて済みます。志願変更が少しでも視野にある場合は、1月の模試の判定などを踏まえて、事前に保護者の方や先生と打ち合わせをしておきましょう。ちなみに、定員割れした高校(倍率が1.0以下の高校)はよほどのことがない限り合格できます。これについては公立高校が定員割れしている場合って絶対に受かるんですか?への回答の記事でも詳しく説明しています。それも踏まえて、志願変更をする上での注意点を幾つか挙げておきます。個人的な意見も含まれますので、御容赦ください。最後は自分で決めること

子どもが「成長したい」と思えない時に大人にできること

大人にとっても子どもにとっても大事な気持ちが「成長したい」という気持ちです。当たり前ですが、これがないとなかなか成長できません。どんなに良い方法や教材が目の前にあっても、やらなきゃ意味ないですし、続かないと効果もありませんからね。成果や成績が上がらない人の多くが、この「成長したい」という気持ちを持てておりません。口ではもちろん言いますよ、「成長したい」って。でも、本気でそう思ってないんです。「どうせやっても意味ないし」「面倒臭いし」「やらなくてもどうにかなる」本当に切羽詰まった経験がないので、こんな風に考えていることがほとんどなんですね。未来を想像して、リスクを検討することができないんです。目先の楽しいことや誘惑に釣られてしまう。緊急的な対処法としては、地獄を見せるしかないんですが、人間なかなか地獄を見る機会がありません。ですから、少しずつ少しずつ気付かせていくしかないんです。一番怖いのは、それを知らずに大人になった子が、大人になったタイミングで後悔することですからね。自己責任と言えば自己責任なんですけど。念の為申し上げておくと、ここでお伝えしているのは、「できるかできないか」の問題じゃないんです。それは各々できる範囲が異なるので、比べるものではありません。昨日の自分より一歩でも成長する気持ちがあるかどうかという話なんです。「本当にやってもできない」と「やってこなかったからできない」では意味が大きく異なります。自分のできる範囲で頑張ってこなかった人は、基本後々苦労するんですね。本当だったら自分のできる範囲のことなのに、できないことが多くて理想と現実のギャップに苦しむわけです。子どもたちにはそうなってほしくないから、我々は手を尽くそうとしますけど、うまくいかないことの方が多いです。その子の気持ちはその子にしか変えられませんからね。じゃあ我々はどうすればいいのか。あの手この手を試しながら、本人の気持ちの変化のタイミングが訪れることを待つこと。そして、それが来た時に全力でバックアップすること。これ以外にないんじゃないでしょうか。当たり前のことをお伝えしますが、そうやって迷って苦戦しているのは、あなた一人だけじゃないです。全国の親、保護者、先生が今日もみんなで困っています。みんなで、今日もあの手この手、頑張りましょう。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。そして突然変わることがあるから子どもは面白い。

ストレスと戦う最適な方法は「焦点を変えること」だと思う

先日、生徒との雑談の中でたまたまこんなことを訊かれました。「先生、ストレスとか溜まんないの?嫌なこととかある時どうしてんの?」めっちゃタメ口でしたが、そこそこ病んでいそうだったので許しました。私も人間ですし、ストレスは人並みに溜まります。そもそもストレスというのはボールが凹む現象のことを指していて、実は快のストレスと負のストレスどちらもあるんですが…(こういうのはいらない)問われて初めて「確かにどうしているんだろう」と考えてみました。子どもの頃からあんまりストレスで動けなくなったり苦しみすぎたりすることはないかなぁと感じています。何をしているのかなと改めて自分と向き合ってみると、なかなか言語化が難しいですが、あえて言葉にしてみたら「焦点をずらしている」という表現がしっくりきました。そうです。焦点をずらしているんです。大事なことだから2回言いました。焦点っていうのは、理科でも出てきますね。光が集まるところです。転じて、人の関心や注目が集まるところという意味を持ちます。例えば、今度の土曜日に嫌なことがあったとしたら、それを超えた次の月曜日の楽しみのことを考えます。当時だったら、新しいジャンプが発売されるとかね。嫌なことを楽しみで覆います。「土曜日のマラソン大会は嫌だけど結局走るだけ。死にはしない。それを乗り切れば楽しみが待っている」みたいにね。焦点ずらしてますよね。もしくは、その土曜の前の金曜とか木曜とかに土曜の嫌なことに対する準備をめっちゃして、嫌なことの前借りをしちゃいます。当日まで温めててドッカンとくるのが怖いですから。小出しのストレスなら耐えられるかなと。もっと言えば、「その嫌なことはもしかしたら自分にとって超重要なことなのかもしれない」とか「神様は乗り越えられる試練しか与えない」とかその嫌なこと自体のパワーを減らします。つまり、ビビってるんですね。嫌なことを直視すると負けちゃうから、目を背けたり散らしたり。だけど、嫌なことに向き合う経験って実は成長にはものすごく大事だから、背けても散らしても結局は対峙しなくちゃいけないんですけどね。嫌なことに心が負けそうになったらぜひ試してみてください。人生ってたった100年で長くないですから、なるべく多くの時間良い心持ちでいないと勿体無いですもんね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。自分の心を大切に。

目指したい学習ペース「4ペース」とは

日々日々追われるようにして勉強をしている子がいます。明日のテスト、提出物、その勉強をこなすことが精一杯(もしくはこなせない)で日々が過ぎ去っていくのです。もちろんそれも頑張っているうちには入るのですが、それだけだとなかなか成長できません。成長のためにも、自分を楽にさせるためにも、少し先回りが必要です。「あの先生このタイミングでこういう課題出しそうだな」「今度ここテストしそうだな」「直前になって言われるだろうからそこらへんで勉強できる時間空けておこう」こういう風なことを自分で考えて行動できる人になりたいですね。ただ、それは非常に難しいことです。中学生でなかなかそこまで考えて動ける人は少ないでしょう。だから、オススメするのは積み重ね教科の予習です。積み重ね教科とは主に英数ですね。「勉強するにも何をどうしたらいいかわからない」「先を見るためにはまず何からしたら?」という方はまずここから始めましょう。学校を追い越すペースで理解が安定してきたら、突然のテストや提出物などに対応する余裕も生まれます。まずはそこを目指してみてください。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。私はそれを「4ペース」と呼んでいます。それだけで内申の4までは安定して取れるからです。

子どもは各々光を持っている

ビートルズのドキュメンタリー映画ゲットバックを見ています。3時間3部作なので、ちょこっと時間が空いた時にちょこちょこ見ているのですが、これ面白いですね。彼らの天才ぶりがよく分かります。知っている曲がどんな風に完成に近づいていくのか見れる貴重な機会でした。コミュニケーションもリアルでいいよね。ただ、今日お話ししたいのはビートルズのことではありません。その映画にね、子どもが出てくる場面があるんです。ビートルズのスタジオに、幼稚園児ぐらいなのかな?もっと下かな?そのぐらいの子どもがやってくるんです。そうするとね、もう画面からもわかるくらい途端に雰囲気が明るくなるんですよね。それまではプロフェッショナルな現場ということで殺伐とした空気も流れることが多かったんですが、それが一変するんです。魔法みたいです。それを見て、改めて「子どもは光を持っている」と感じました。きっとこの光ってどの子どもも持っているものだと思うんです。そして、周りを照らしてくれる。温かく、笑顔にしてくれる。やさしい気持ちにしてくれる。僕ら大人は、そんな風に彼らに救われている。そのことを忘れずにいたいなってちょっと思いました。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。その光が隠れちゃうこともあるけれど、見つける努力はしていきたいよね。

今回の入試から日々の志願者(倍率)がネットで確認できるってよ!

インターネット出願に加えて、興味深いことが志願の手引きに書かれていました。志願者数等については、募集期間の最終日から志願変更期間の最終日まで、毎日、午後5時に各高等学校のホームページで公表予定です(土曜日および日曜日を除く)。ただし、募集期間および志願変更期間の最終日は、県教育委員会の記者発表終了後、各高等学校のホームページまたは神奈川県のホームページの「記者発表」よりご覧いただけます。昨年までは、生徒個々人も塾の先生たちも、各高校の貼り紙で志望者数を知ったんですよね。これってわかるまで時間かかるし、知る方も伝える方も面倒ですよね。早く変わらないかなと思っていました。それが次の入試から各高校のHPに掲載という形に変わるということです。神奈川県教委さん、素晴らしい動き!まぁ、どうせなら各高校のHPじゃなくて、特設サイト作ってよと思いましたけど。兎にも角にも今年からネット全盛(出願も志願変更も合格発表も今回の志願者数もネット)の入試となりました。こういう動きは素敵です。各々に負担がなるべくかからないような仕組みづくり、これからも期待しております。受検生がこういうニュースを見ても今はまだポカンかもしれないけれど、こういう入試関連のニュースでどんどん熱や意識を高めていけるといいですね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。さぁ、今日も手を動かそう!