勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。

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ストレスと戦う最適な方法は「焦点を変えること」だと思う

先日、生徒との雑談の中でたまたまこんなことを訊かれました。「先生、ストレスとか溜まんないの?嫌なこととかある時どうしてんの?」めっちゃタメ口でしたが、そこそこ病んでいそうだったので許しました。私も人間ですし、ストレスは人並みに溜まります。そもそもストレスというのはボールが凹む現象のことを指していて、実は快のストレスと負のストレスどちらもあるんですが…(こういうのはいらない)問われて初めて「確かにどうしているんだろう」と考えてみました。子どもの頃からあんまりストレスで動けなくなったり苦しみすぎたりすることはないかなぁと感じています。何をしているのかなと改めて自分と向き合ってみると、なかなか言語化が難しいですが、あえて言葉にしてみたら「焦点をずらしている」という表現がしっくりきました。そうです。焦点をずらしているんです。大事なことだから2回言いました。焦点っていうのは、理科でも出てきますね。光が集まるところです。転じて、人の関心や注目が集まるところという意味を持ちます。例えば、今度の土曜日に嫌なことがあったとしたら、それを超えた次の月曜日の楽しみのことを考えます。当時だったら、新しいジャンプが発売されるとかね。嫌なことを楽しみで覆います。「土曜日のマラソン大会は嫌だけど結局走るだけ。死にはしない。それを乗り切れば楽しみが待っている」みたいにね。焦点ずらしてますよね。もしくは、その土曜の前の金曜とか木曜とかに土曜の嫌なことに対する準備をめっちゃして、嫌なことの前借りをしちゃいます。当日まで温めててドッカンとくるのが怖いですから。小出しのストレスなら耐えられるかなと。もっと言えば、「その嫌なことはもしかしたら自分にとって超重要なことなのかもしれない」とか「神様は乗り越えられる試練しか与えない」とかその嫌なこと自体のパワーを減らします。つまり、ビビってるんですね。嫌なことを直視すると負けちゃうから、目を背けたり散らしたり。だけど、嫌なことに向き合う経験って実は成長にはものすごく大事だから、背けても散らしても結局は対峙しなくちゃいけないんですけどね。嫌なことに心が負けそうになったらぜひ試してみてください。人生ってたった100年で長くないですから、なるべく多くの時間良い心持ちでいないと勿体無いですもんね。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。自分の心を大切に。

情報は重くした方が覚えやすい

正しくないことはわかっているのにダメな勉強法をやり続けてしまう理由

エア勉強法をやる子に声かけしてもなかなか直らないことがあります。というか、そっちの方が多いです。何度も何度も繰り返して、やっと直ります。本人だって、よくないことをしているという自覚はあるのに、一体なぜでしょう。それは、我々が「変化を嫌う」生き物だからです。変化は面倒臭いし、パワーもかかるし、大変。特に、今まで変化して成功した体験が少ない子は、変化することに怯えています。変化をためらう姿勢の中に、「どうせうまくいかない」「正しいやり方しているのに失敗したら嫌だ」なんて気持ちが見え隠れします。これを無理やり変えようとしても、すぐに元に戻ります。そしてまた「変えられなかった」という失敗体験だけが頭に残って、どんどん変化しづらくなっていくわけですね。だから、変えるときには、機を狙って、一気に変えるのが吉です。人間単純なもので、一度成功体験がつけば、どんどん変わりやすくなります。この状態を狙いたいですね。変化する向こう側が大変そうであればあるほど、変化しない人は増えていきます。だからこそ、変化していくものが強いのです。子どものうちから、変化することに慣れていきましょう。自分を変えていくって、勇気がいるけれど、素晴らしいことですよ。本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。さぁ、今日も変化変化変化。