昔から図鑑が好きでした。
なんか知的好奇心が刺激されるのか、眺めているとどんどんテンション上がっていくんですよね。なので、学校の勉強でもその部分だけは特別できたりする子どもでした。それ以外はからっきしでしたが。
雑学とか話すと子どもたちも喜んでくれる時があるので、今のお仕事にも役に立っている部分があるのかなと思います。
あと、この図鑑みたいに、全然勉強に役に立たないような図鑑も好きでした。
モンスター大図鑑。当たり前ですが、現実世界にはモンスターはいません。
いくら読み込んでも、勉強にその知識が活かされることはほとんどないでしょう。ドラクエIからIIIまでの流れを知る人にとって、キメラが乱獲されて、一番後のタイトルでは出てこなくなっていたりキメラの翼が高値で売られていたりすることを知っても、現実世界では役に立ちません。
ただ、そこには役に立つこと以外にも大きな価値があると僕は考えます。それは例えば、知ることの楽しみを知ることです。
なんでも興味深く見たり聞いたりできることって、結構重要なんですよね。ある情報の向こうには、それを魂込めて考えたり手に入れたりした誰かがいて、その人と文章や写真を通して通じ合う。それが楽しみや喜びに変わる。そのことを知っている子は、どんな情報も大切にできると思うんです。いろいろなことに興味を持てるようになると思うんです。
ここからは余談ですが、ある日、オール5の中学生がポツリ。「時間があると図鑑見ちゃいます」なんて話してたので、「こんなのどう?」とこの図鑑を出すと目が輝いていました。同志よ。
こんな風に好きなもの同士で盛り上がれることも学びの意味の一つですね。
と考えると、役に立たない学びなんてないんだなぁ。
そんな、まとめ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
学びはいつも至る所に。
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