先日、こんな本を楽しく読み上げました。ちょっと古い2004年ごろの本です。
その名も「枕草子REMIX」。何やら表紙から面白そうでしょう。内容も毒舌あり、著者に妄想インタビューあり、色々ぶっ飛んでいるのですが、原文ママの文も載っていて意外に学びにもなるのです。花鳥風月的な枕草子の印象が変わるかもしれません。
読みながら、昔好きだった言葉を思い出しました。
「温故知新」
古きを温め、新しきを知るって、いい響きですよね。中学生の頃かなぁ、その響きにやられた記憶があります。
学校で歴史や名文を学ぶ意味って、この「温故知新」の意味もありますよね。古きを知らないと温められないものね。願わくば、子どもたちがなるべくその歴史や名文の素晴らしさや楽しさを知りながら学べますように。まぁ、苦手なものに向き合うことも大切ですけどね。
どうも教科書に載っている文だと思うと堅苦しく感じちゃってなかなか手が伸びないという子もいると思うので、たまにはこんな本の紹介でした。
教室に置いたら、早くも3人が手を伸ばしましたよ。一人は「女の人って怖いですね」という名言を残していきました。文中には男非難や意地悪話も多いですからね。
毒もいっぱいの枕草子の魅力、是非この本で知ってみてください。感動する場面も、あるかも。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
深い学びの、何がきっかけになるかはわからないものね。
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