僕は昔野球少年でした。
小さい頃から今もずっと野球が大好き。当然、子どもたちの野球の試合も見にいきます。
日曜日は生徒の野球の試合を観に行った。今日その生徒たちが来たので、良きプレイを褒めつつ、「2打席ノーヒットの相手に簡単にフォアボールは勿体ない」と話すと「え、前の打席の結果とか覚えてるんですか」と。勉強の偏差値だけじゃなく野球の偏差値も上げようぜと言ったらめっちゃ勉強頑張ってた。
— 勉強犬🐶第二の家 (@homekobetsu) November 11, 2020
野球って頭も使うスポーツなんですよね。
さて、野球といえば、現在日本シリーズ真っ只中。去年同様、セリーグの覇者読売ジャイアンツがパリーグ覇者のソフトバンクホークスにコテンパンにやられています。ソフトバンクの「圧」ってなんだかすごいですよね。
先日、「なんでこんなに圧倒的なんだと思う?」と、野球好きの生徒と話していたら、彼が興味深いことを言っていました。いつかどこかで見たり聞いたりしたものを自分なりの言葉にしたようなのですが、彼は「それは日々の習慣の差だと思う」と言ってのけたのです。
「日々の習慣?」と首を傾げる僕に、彼は追撃。下記、その内容を要約してお届けします。なお、本日は野球を知らない方は雰囲気で読み進めていただければ幸いです。
「パリーグはDH制でしょ。ってことは、ピッチャーは打席に立たなくていいから、投球に専念できるでしょ。それって、より速い球をより長くより本気で投げられるってことでしょ。それに代打を送られて交代ってのもないから、緊迫した場面での経験も増えて、レベルも上がっていくでしょ。で、それに対応しなくちゃいけないから、バッターもパワー上がっていくでしょ。何年も毎日毎日これを繰り返してるわけだから、セリーグよりもパリーグの方が強くなっていくんじゃない?ってこと。習慣の差」
ふむふむ。正直、それが本当かどうかは僕には分かりませんが、なるほどと思ってしまったのも事実です。
確かに、パリーグにはガンガン力で押すピッチャーが多くて、セリーグには技巧派投手が多いかも。これはDH制の賜物?それに近年のオールスターや日本シリーズの戦績もパリーグの圧勝と言って過言ではありません。
また、今年のシリーズは巨人の原監督の意向もあって、全試合DH制を採用しています。数試合でもなしにして投手を打席に立たせれば、ソフトバンク投手陣の調子も狂って勝機があったかも?まぁ、スポーツにたらればは言いっこなしですね。
そんな話を聞いた後に僕の頭に浮かんできたのは、塾業界にも広く長く伝えられているあの名言でした。
毎日を101%で生きる人と99%で生きる人だったら、1年後には天と地ほどの差がつく。
どういうことか簡単に説明しましょう。
毎日を1.01で生きる人は、365日でどれだけ成長するでしょうか。計算式にしてみます。1.01を365乗すると約38。一年前に比べて38倍の成長をするってことです。
では、毎日を0.99で生きる人はどうでしょう。0.99を365乗すると約0.025。あれ、めっちゃ下がってるやん。
つまり、それほど日々の本気度は未来の自分の成長に影響するということです。だから、そのことを意識して日々日々自分を超えようと努力していこうねというお話です。
野球の話に戻りましょう。もちろん、ソフトバンクが1.01で巨人が0.99ってわけではないのですが、日々日々のコツコツが大きな結果になって返ってくるという点では上記の内容と同じ話なのかもしれません。異論あるかもしれませんが、今回はそういうことにしておきましょう。
今日で日本シリーズが終わってしまうのは少し寂しいですが、これは巨人勝つの難しいかな。だって、相手は習慣。当たり前の差は覆すのは困難なんです。これは勉強でも同じ。ちなみに、日本シリーズ三連敗から四連勝で大逆転は今までの長い野球の歴史の中でも3回ぐらいしかないんですって。大逆転が難しいのも勉強と同じですね。
ただ、少しでも野球の日々が伸びることもどこかで期待しています。巨人が意地を見せるのか。お仕事後の結果確認を楽しみに今日も頑張ります。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
僕は毎年不利そうなところを応援するから、そのチームが日本シリーズにいくことは滅多にない。
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