手塚治虫の名作ブラックジャックを読んでいて思った、塾のお仕事をしていて良かったなって思う瞬間のこと


当塾の本棚に、ブラックジャックという手塚治虫先生の漫画があります。


毎回「手塚治虫すごいなぁ」と思うのは、休憩時間中に子どもたちがみんなそれを手に取って黙々と読んでいる姿を見た時。こっちからは「これ面白いよ」とか何も言わないんですけどね。中には「手塚治虫」もなんて読むかわからない子がいたんですが、それでも次々と物語を読み進めていきます。「この作者の人、お医者さんでもあるんだよ」と話すとみんなびっくりします。


みなさんご存知の通り、ブラックジャックはやたら高額な手術料をとるのですが、時折ほぼ無償で人の命を救ったりします。それは例えば患者や周りの人の本気や覚悟に触れた時。そんな時にブラックジャックはなんとも粋な計らいをするのです。


子ども達に触発されて、僕も受験終わりに改めてガーッとブラックジャックを読み直してみました。すると、そこで気づきがありました。


そういえば、この塾のお仕事をしていて無性に嬉しくなるのは、子ども達の本気スイッチが入った時や覚悟が垣間見えた時。それはもしかしたら、ブラックジャックが本気や覚悟に触れた時の気持ちと似たようなものなのかもしれません。


誰かの本気や覚悟には、誰かを動かす力がある


そんなことをふと思いました。そんな本気や覚悟を育み、応援できる場所で在りたいと改めて強く思いましたね。


そういえば以前、月のお手紙でも手塚治虫先生について触れました。

本気や覚悟の種を育てるのは、僕ら大人の役目なのかも。


ちなみに、文庫本13巻の宮部みゆきさんの「解説」もオススメです。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

そして大人だって自らが本気と覚悟を持っていなくちゃね。

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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。