本日は僕の個人的な気づきのお話です。
3月は面談時期。先日もある保護者の方と面談をしていました。その生徒はスポーツをバリバリ頑張っている子。それがこの一年間で勉強にも気合が入るようになり、メキメキ成長中です。その成長の過程を振り返りながらお話していた中で、お母様がぽつりと浮かべた一言が大きな学びになりました。
「勉強にはちゃんと勝負の場所があって、それがなくなることはないんですよね」
その子がやっているスポーツでは、コロナの影響もあってすべての大会が中止に。ちょうど区切りの時期で「集大成だ!」と張り切っていたので、その分落胆も大きかったといいます。「頑張ってきた結果を出す場所がある」って、何においてもすごく大事なことなんですよね。
そんな時に気付いた「勉強はその機会を奪われることはない」という考えが、保護者の方や生徒の心の救いになったといいます。
確かに、現在の日本の社会の中で「勉強での勝負の機会」が失われることはないでしょう。このタイミングでも全国各地で入試が行われていますしね。
「頑張った先で、勝負ができる」
その有り難さを感じましたと笑う保護者の方から、僕が新しい気づきと学びをいただきました。辛い状況の中で、そういう風に考えを転換できるって素敵ですよね。
このお話を塾の先生である僕がすると「だから勉強しましょう」みたいな流れになりがちなのですが、本日お伝えしたかったことは「勉強大事!」ということではなくて、「誰もが予測し得なかった最悪の状況も、考え方一つで成長のタイミングにすることができるんだなぁ」ということでした。
予測不能なこれからの未来。自分がやってきたことが報われないことだっていくつもあるんだろうけど、大丈夫、僕らは変化していけるんだよね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
その前の日に高校生が「勉強ってコスパ超いいよね」と笑っていた。人と話すと色んな考え方を学べて楽しいですね。
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