やってもやっても成績が上がらない勉強法というのがあります。
厳密に言えば、そもそも勉強ですらないのですが、本人は「頑張っている」と思いながらやるのでタチが悪いです。皮肉も込めて、あえて「勉強法」と銘打っています。
それを続けると、行き着く先は「やっぱり私ってやってもできないんだ」という自己否定。実際はやってないんですけどね。毎日バットで素振り1000回やりながら、「俺なんで将棋全然上手くならないんだろ」と言ってるのと一緒です。
今日はありがちな、やばい勉強法についてお伝えしていきましょう。
「勉強」が何か理解したい場合は、こちらの説明文がおすすめです。
いくらやっても暗記できない勉強法
問題を解こうとする。解こうとするが、頭の中にその材料や答えが入っていないので、それを探し、見ながら解く。一応欄は埋まる。
これが、やってもやっても暗記できない勉強法です。当たり前ですね。言うなれば、右から左へ写しただけ。書写の練習にはなるかもしれませんが、勉強にはなりません。
記憶は「思い出すとき」に強化されます。上記の流れでは「思い出すとき」がないので、何回やっても記憶が強化されません。
図示してみましょう。
この横流し方式ではなくて、
一度頭に入れて、それを出すイメージですね。
ですから、正しい流れはこうなります。
問題を解こうとする。解こうとするが、頭の中にその材料や答えが入っていないので、それを探し、覚える。覚えたものを使いながら何も見ずに解いて欄を埋める。
ひと手間かかるわけですが、これをするだけで覚えることが楽になりますよ。筋トレと同じで負荷かけなければ成長はしないのです。
他の色んな「ヤバい勉強法」は下記のエア勉強の記事をご覧いただければと思います。まさか一つもやってないですよね?
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