最近、いろんな場所で、「漢字」の重要性を聞く機会が増えた気がします。
そりゃ日本で暮らす我々は、多くの文字コミュニケーションにおいて漢字を利用していますからね。小学生の漢字がわからないとなるとなかなか世の中生きづらくなるでしょう。
世界的に見ても、これだけ多くの人に使われている表意文字(意味と対応している文字)は漢字だけです(アルファベットも今は表音文字ですけど、最初は表意文字として生まれたのだとか。Aは牛の角を表していたようです)。漢字すごい!
また、数千年も同じ文字が使われているって、世界的に見ても稀有なことなんですよね。
それに漢字は組み合わさって、熟語として様々な意味を持つこともできます。まさに可能性は無限大。覚えておいて損はないでしょう。
本日はそんな漢字にフォーカスした練習プリントをご紹介します。
漢字練習プリント
シンプルなプリントですが、使い方もシンプルです。
まず覚えたい漢字テストを用意しましょう。その問題を見ながら使います。
このプリントは折って使います。まず一段目までが見えるように折ります。そして、一段目には覚えたい漢字の読み方を声に出しながら書き記しましょう。ここは答えを見ながらで構いません。その際、複数の意味や音や使われている熟語もさりげなく確認できるといいですね。
書き記して、「よし、なんとなく頭に入ったな」と思ったら、二段目にいきましょう。一段目を折って隠して、早速テストです。いくら間違えても構いません。唯一のルールは、間違いには(元の漢字テストに)チェックをしておくこと。
次に三段目です。正答できたものは書かなくていいので、間違えたものや怪しいものだけもう一度テストしてみましょう。ここでも難しいようであれば、他の紙に実施しても大丈夫です。何度でも、完璧になるまでやりましょう。
一度みんな完璧にしたら、おしまいです。グッジョブ、お疲れ様でした。
四段目は、少し間を空けて行います。寝る前とかオススメです。
五段目は、日を開けて行います。
四段目と五段目の役割は、記憶を長期記憶に変えていくためです。人間の記憶というものは思い出す時に強化されます。
思い出すということは、よく使うということ。脳はそんなよく使う情報を頭の中に残しておこうとするわけですね。
なかなか漢字が覚えられないという方は、このシートを使って、「繰り返す」ということに慣れていきましょう。コツコツやらないと後で痛い目に遭いますからね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
漢字は読解の基礎にもなる。
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