バタフライエフェクトという言葉をご存知でしょうか。
「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか」という有名なセリフが示す通り、これはほんの些細な出来事がさまざまな要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方のことを指します。
日本だと、「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉が有名ですね。
もしかしたら気付かぬ場所で、すべてのことはつながっているのではないか。
いいですね、こんな考え方、ロマンがあります。
ちょうど先日、『世界史は化学でできている』という本を書店で見つけて購入しました。
世界史と化学のつながり、どちらも教える身として、面白おかしく読んでいます。ここでも、相反するような見方をされている文系科目と理系科目が見事につながっていますね。
「中学9教科は根底でつながっている」なんてことをよく生徒にも話しますが、題材が違うだけで学ぶってことに変わりはないんですよね。その知識が思わぬところでつながることもある。
特色検査や大学入学共通テストを見る限り、これからの時代は、そんな「つながりのある学び」が求められているのではないかと、個人的には考えています。
それに、いつかの小さな学びが、未来の大きな結果につながるかもしれない。こう考えるだけで、目の前のやらなくちゃならないことが、「まぁちょっと流行ってやってもいいかな」ぐらいに格上げされませんか。
されませんか。そうですか。
だけど、きっとどこかで何かがつながるのだから、決して無駄なことはないと、自分に言い聞かせながら、苦手な事務を粛々と進めたいと思います。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
日々日々学び。
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