音読の効果については以前書きました。
今日はさらに追加。音読を続けていて生まれた副産物について書きたいと思います。
さて、いきなり本題ですが、小学生中学生の何名かの生徒に九九の音読をしてもらっています。2の段から9の段までです。
数学が苦手という子の中には九九が怪しい子もいるんですよね。まずはここを徹底して頭の中に叩き込まなければなりません。瞬間的に答えが出てくるようにね。だからこそ、毎日九九音読してもらうわけです。
すると、一週間ぐらい経てば回答することには問題がなくなってきます。そこからは次のステージです。音読のタイム、1分を切るように指示を出します。
そこからはひたすら練習です。でも、今のところ必ず上手になります。最初は2分や3分かかってた子でも、声の出し方や息継ぎや喋るスピードを変えると、1分以内に辿り着けるんですよね。この経験が大きい。
「今までやっていたスピード」と「成功した新しいスピード」を、自分で両方体感できるわけですから、音読だけではなくて、全てのことにそれを生かすイメージが持てるようになるわけです。
8ビートを16ビートにする感覚ですかね。最初は戸惑いだらけの16ビートですが、慣れてくると自然になります。人間の適応能力ってすごいんです。
すると、九九だけでなく、他のことにもその16ビートの感覚を活かせるようになってきます。提出物や他の科目の勉強にも活用できますね。
毎日音読。スピードを上げる。するとつられて、思考や行動のスピードも上がる。
ぜひ試してみてください。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
自分のレベルアップが自分で掴めるってのもいいね。
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