ヨシタケシンスケさんの「にげてさがして」を読んで感じた「逃げる」の意味


ヨシタケシンスケさんの『にげてさがして』を読みました。


その名の通り、一言で言ってしまうと「逃げてもいいよ」というメッセージの絵本なのですが、すとんと言葉が心の中に入ってくるのはさすがです。ヨシタケさんの絵もやっぱり素敵。


読みながら、「逃げる」という言葉について考えました。


「逃げる」って言葉って、少しマイナスイメージがありますよね。でも、もしかしたらそんなに悪いことじゃないのかもしれません。


人災や天災、世の中には逃げた方がいいタイミングっていっぱいあります。むしろ、「立ち向かう」よりも「逃げる」を選択したほうがいい場面の方が人生には多いんじゃないでしょうか。


なのに「立ち向かう」ってのは評価されて、「逃げる」ってのは評価されにくいですよね。


そこまで書いて、なるほどなるほどそうかそうか、と気付きました。「逃げる」の反対は、「立ち向かう」ってわけじゃないんですね。ちなみに、逃げるの対義語は「追う」なんですが、そういうことが言いたいわけじゃないんです。


「寝る」も「食べる」も「生きる」なのと一緒で、「逃げる」も「立ち向かう」も「追う」も、「進む」なんですよね。


全部大切。だから、もしも今苦しんでいる人がいるのなら、辛い場所に居続けなくていいよ。


逃げよう。


安心してハッピーになれる居場所、さがそう。


「ええ、でも…」と思ってしまった優しいあなたは、ぜひこの本を手に取って、もう一度どうしたらいいか考えてみてください。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

もしかしたら人生って「ハッピーな場所さがし」のためにあるのかも。

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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。