小学生高学年らしき女の子が、弟らしき子と、
「やっぱり井上源三郎が格好良いんだよ」
なんて会話を繰り広げておりました。
恐るべし、日野の町。
そうです、ここは新撰組祭りが行われる、新撰組ふるさとの町。
お祭りは先週の土日に行われましたが、
駅前を封鎖し、町を挙げての大盛り上がり。
北は北海道、南は沖縄、いや、世界各国から歴史好きが集まっていました。
写真で振り返ってみましょう。
陽気な忍者の皆様。
隊士たちのパレードでは、馬も登場。
和太鼓は街中に響く。
本当にたくさんの人が沿道でパレードやお祭りを楽しんでいました。
ベーゴマ大会やグッズ販売も盛り上がっていて、
いやー、楽しかったなー。
そしてそして、
私の飼い主の下の名前は「誠」。
そうです、街の中は「誠」だらけです。
大いなる勘違いが可能な奇跡が街中を包んでいました。
旗も誠。
はっぴも誠。
輝く誠。
でっかい誠。
子どもも誠。
わんちゃんも誠。
誠に甚だ勘違いではありますが、
誠づくしの街並みは、「誠」が好きな飼い主さんにとって、
すごく嬉しく楽しかった様子です。良かったね。
ちなみに、新撰組が「誠」の旗を掲げる理由は、諸説あるそう。
①試衛館ではなく「誠衛館」だった説
近藤勇が師であり養父である近藤周助から引き継いだ「試衛館」ですが、実は「誠衛館」だったとの説があります。
②儒教の「中庸」から採った説
儒教の教えを説いたとされる「中庸」には「至誠、天に通ず」という言葉があります。天とは、水は上から下に落ちるような、芽が出てから花が咲くような、自然の理、万物のルールのことです。儒教思想や仏教、神道などの教えと結びつき、日本で独特に醸造された武士特有の道徳観念「武士道」では、「誠」は大切な徳目の1つです。
③芹沢鴨の出身 水戸藩の思想「誠忠」が元とされる説
新撰組のもう一人の局長芹沢鴨は水戸藩の出身。水戸藩思想において最も高い徳が「誠忠」だったということで、芹沢が考案したとされる説もあります。
などなど。これが歴史の面白いところですね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
「楽しい」から学ぶと吸収も早い。
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