凡ミス・ケアレスミスのなくし方・倒し方を考えてみよう



塾にとっても、生徒達にとっても、最大の敵である【凡ミス・ケアレスミス】。

本日はその解決策に迫ってみようと思います。

勉強力という新たな概念を手に入れたもので、

なんだか少し核心に触れられそうな気もします。



最初に申し上げておく大切なことは、

凡ミスやケアレスミスの減らし方は必ずあるということ。

そして、方法次第で必ず減らせるということ。

今日はその減らし方を一緒に見ていきましょう。



まずは分析から。




なぜ?そのミスが起こったのか考える



ありがちな会話である、

「テストが悪かった」→「ケアレスミスが原因だ」は、

実は本当のテストが悪かった原因には触れておりません。

「テストが悪かった」→「ケアレスミスが原因だ」→「じゃあそのケアレスミスの原因は?」

最低でもここまで深掘りして原因を探すようにしましょう。



テストが返ってきた時の分析方法例を載せておきますね。詳しくはこちら


  1. 間違えた問題を「わからなかった問題」と「わかったけど間違えた問題」に分ける。
  2. 「わかったけど間違えた問題」を間違えた理由を考える。
  3. その原因を見つけて深掘りする(時間が足りなかった→じゃあなぜ足りなかった?)
  4. 根本の原因が見つかったら解決策を考える



端的に言えばこういう流れになりますね。

ここには深掘りした原因から対策を見つける例を載せておきましょう。


  • 全体的に時間が足りなかった→過去問などを時間制限を設けて演習
  • どこかの問題に時間がかかった→CTなどで時間制限も受けて類題を演習
  • そもそもルールが理解しきれてなかった→再度把握から始める
  • 途中式が汚い→日々の練習時のノートの使い方から
  • スペースがなくて混ざった→過去問などで裏面や空いている部分を使う練習
  • 目線の移動に慣れていない?→別途解答用紙のある問題でテストして慣れる、途中式は最後の答えまで書いているかチェック(たまに途中式を答えの一行前まで書いてそこから回答欄に答えを書く人が居るがこれは危険。首を横振りしながら物事を考えない。人は縦振りしながらの方が考えやすい)

などなど。



これでほとんどの凡ミス・ケアレスミスはその理由・対策がわかるのですが、

まだまだ断絶には至りません。

そこで登場するのが勉強力という概念です。

まずは改めてその説明から。



数字という概念を発見して世界が変わったように、

目には見えないものを言語化することで救われる人が居たように、

勉強力という概念が凡ミス・ケアレスミスの解決につながりますように。

ま、それは例えが大袈裟か。




勉強力からみる凡ミス・ケアレスミスのなくし方



勉強力というのは、勉強する時に消費するエネルギーのことです。

勉強力の高い人は、それだけ高難易度な勉強をしたり、

多くの時間を掛けて勉強をすることができます。

ただ、いくら勉強力が高くても適切なものをやらないとテストの点数は上がりません。



勉強力の基本ルールは、


  1. 勉強力は使うと減る
  2. 勉強力は変動する
  3. 勉強力は鍛えられる
  4. 勉強力は使い方が大事


です。集中力や意志力と似ています。

では、この勉強力を使って凡ミス・ケアレスミスがどんな風に起こるかを解説してみましょう。



例えば中学生が掛け算九九のような簡単な勉強をする時、勉強力はそんなに減りません。

負荷がかからないので、ミスもほとんどしません。

いきなり「8✕4は?」と訊かれると多少勉強力の減りは増えますが、

「8の段を頭から言って」となれば、繰り返し&リズムという暗記術最強の組み合わせで、

勉強力の省エネ化がされているため、苦労することはそんなにありません。



①「1+1は?」などの問題でも勉強力はほとんど減りません。

②「125+297は?」だとちょっと減ります。

③「5x^2+3x-19x^2/38は?」だとそこそこ減ります。

①の問題が勉強力1使う問題、②が勉強力10使う問題、③が勉強力50使う問題だとして、

そこにこちらがかけようとした勉強力がそれを下回っている場合、ミスが起こりやすくなります。

これが凡ミスやケアレスミスと呼ばれるミスの出現理由です。



そこにかけようとした勉強力が、単純に問題の勉強力よりも弱かった場合、ミスが生まれやすい。

ですからシンプルにかける勉強力を強めればこの問題は解決します。

その考えを踏まえて、さらなる出現現場を見ていきましょう。見出し分けしておきますね。




緊張や精神的理由でミスが生まれる場合


緊張感を伴うテストの場合、

凡ミスやケアレスミスは余計に出現しやすくなります。

それは精神的な要素等でこちらが使う勉強力が不安定になるからです。

勉強力の変動(緊張でベストが尽くせない。普段100の勉強力が50スタート)だったり、

勉強力の使い方(勉強力が70必要な問題に50しか使っていない)だったり、

緊張や精神的負荷はそういった現象を誘発させやすいです。

そこが原因になりがちな生徒は、

普段から本番のプレッシャーを想定して練習をするようにしましょう。

精神面を鍛える練習や心理学的なアプローチなども効果があります。

また、余裕を持つぐらい勉強力を鍛えておくことでも解決ができます。




「総合問題」によってミスが生まれる場合


「テストで全然緊張しないのに凡ミスするよ」という生徒も居ます。

基本的に中学校のテストの問題は「総合問題」になりますので、

普段は10の勉強力で解ける問題も、総合問題に紛れると15とか20とか使う勉強力が高くなります。

「連立方程式」の連立方程式の問題は解くのがスムーズでも、

「総合問題(何が出るかわからない問題)」の連立方程式は少し余計にエネルギーを使うのです。

「何を使うのかな?」という一手間が増えるわけですね。

そういった理由で同じ問題でも問題自体の勉強力は高まり、

凡ミス・ケアレスミスの原因となるのです。

ここでもそもそも余裕のある状態にまで勉強力を鍛えておく必要があります。




普段の練習の仕方が原因でミスが生まれる場合


さらに参りましょう。「え?俺は余裕もあるけど間違えるよ」

たちの悪い例ですが、一定数存在します。

そこそこ勉強力が高い子に起こりがちな罠ですが、

そういう生徒は普段の勉強の仕方に注目してみましょう。

普段から「できる問題(計算問題等)」にかける勉強力をなるべく減らして、

勉強力省エネ状態で解くことに慣れている子は、

テストでも同様のことをほぼ無意識的に行って、そう、やられます。



油断みたいなものですが、無意識的だったりするのでなかなか気付けません。

もしその気があるなと感じる方は、計算問題などの「できる問題」の練習をする際、

多くの量をガツガツこなすという練習の合間、

量を減らして「この10問絶対に間違えない!」とエネルギーを集中して解く練習をするなど、

普段から勉強力の使い方を工夫するようにしましょう。



似たようなケースで、

「これは簡単な問題(宿題の計算問題など)だから、寝る前や何かの合間にちょちょいとやろう」

ということが普段多い子は、その時少ない勉強力でその問題を解くことになれますから、

テストでも同様の勉強力の使い方をして、やっぱりやられます。



普段の勉強ではめっちゃできるのに、本番いつも間違える…という子は、

上記の点に注意して、凡ミス・ケアレスミスを撲滅しましょう。





失敗は大事ですが、失敗したくない時の失敗はやっぱり減らしたいですからね。

普段の練習で勉強力を徐々に徐々に高めるとともに、

その使い方にも注意して、勉強力を使いこなすことを意識して練習をしていきましょう。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

凡ミス・ケアレスミス、なくなったら気持ちいいからね。

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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。