さぁ、公立高校受検一日目が終わりました。みんな、お疲れ様でした。
受験生のみんなには、まだまだ闘いが残っています。多くの学校であと200点分を占める面接や100点や200点分になる特色検査がありますからね。できる限りの準備を持って、残りの入試でも本気で勝ちを狙いにいきましょう。
時間っていうのは戻ってはこないものだからね。今しかできないことをやろうね。苦しいよね。でも、その経験はこれからの人生においても大切な宝物になるはずです。
では、ここからは入試問題について僕の勝手な所感をなるべく短く端的に述べていきたいと思います。毎年のような各科目の細かい解説はまた後日載せていきますね。
5教科入試問題の感想
とりあえず、昨年と比較してみました。
易化か難化かはレベル帯によっても感じ方が異なると思いますが、あくまで平均点がどうなるかという印象で記していきたいと思います。
- 英語:変わらず
- 国語:難化
- 数学:難化
- 理科:易化
- 社会:難化
あくまで、個人の感想です。
英語:変わらず
出題形式は変わりましたが、総合的な難易度はいつも通りなのかなと感じました。偏差値上位層はがっつり得点でき、苦手な子は全然点数が伸びないという様子でしょう。昨年の平均点は54.6点。同じぐらいじゃないでしょうか。
国語:難化
説明文と古典が読みづらくなった印象です。ただ、選択肢を読んでいくと文意が掴みやすくなりますね。漢字の記述がなくなりましたが、難易度にはそんなに関係ないでしょうか。偏差値上位層は変わらず点数が取れそうですが、中堅から下はちょっと点数が下がるんじゃないかと予想です。なお、問題としては2019年度の国語みたいな面白みは今の所発見できていませんが、これからじっくり探してみようと思います。
数学:難化
これを時間内に解ききるというのは非常にハードですね。上位層は、どこで得点するか、どこで時間を使うかの選択が難しいです。この辺りは特色検査と似ているかもしれません。ただ、数学が苦手な子たちの点数はそんなには変わらないかも。やはり問1と問2や各大問の(ア)をしっかり取れると点数は50点前後で安定しますね。
理科:易化
もちろん難易度の高い問題もあったのですが、全体としては簡単になったんじゃないかなと感じました。選択肢が優しかった印象です。相変わらず文字数と図は多めですが、この形式にももうみんな慣れてきたというのもありますよね。
社会:難化
これはあれです。昨年が簡単すぎました。今年も100点の子は多いと思いますが、昨年ほどではないでしょう。昨年と比べると難化ですが、それでも、昔の難易度極悪の社会よりはだいぶ解きやすいです。選択肢に感じる優しさ。来年はもっと難しくなるんじゃないかなと予想です。
全体としては「難化」
というわけで、5教科を通しで見た感想は「難化」。
合格者平均点で比べると、上位層のは昨年と比べて-10点から-15点ぐらいではないでしょうか。中堅層ではより広がりが大きく-20点から-30点ぐらい。偏差値下位帯では(数学や理社が取りやすいため)また差が縮まり昨年とほとんど変動なしといった具合になると思います。
あくまで個人的な感想ですが、予想は予想で問題を見る訓練になります。これからさらにじっくり問題を見てみて、気付いたことなどはまたブログ上で報告していきますね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
勝負は続くけど、ひとまずお疲れ様。ナイスファイト。明日も頑張ろう。
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