こんなご質問いただきました。
「新中1ですが、高校受験に向けて今のうちにすべきことはありますでしょうか?」
いただいた質問をだいぶ端的にしましたが、本日は「これは今のうちにやっておいた方がいい!」と個人的に思うことについて述べていきましょう。
まず結論から。中1の今のうちにやっておいた方がいいこと。それは…
失敗です。
ええ、ええ、わかりますわかります、「?」が浮かびましたよね。説明しますね。
まず神奈川県の公立高校入試制度(都内の高校など受ける場合は仕組みが違うので要注意!)では、1年生の成績は使用しません。
だからといって、「どうでもいい」というわけではないのですが、次につながる失敗ができれば、そこまで気にしなくてもいいのが一年生の成績なわけです。
ですから、今のうちに「(自分としては)本気で準備したけどうまくいかなかった」という経験を体験しておけるといいですね。その失敗が2年生以降で自らを動かす原動力の一つになります。
「あの時はここまでやって安心してたけど、ここまでじゃダメだ。もっとここまでやろう」みたいな感じでね。
テストで点数を取るための準備って具体的には…
- ワークは3周以上(2周目3周目は間違ったところや不安なところ)
- 教科書本文理解(特に国語・英語。英語は日本語訳英語訳。数学は証明。理科社会はスラスラ読めて内容理解)
- 範囲のプリント・課題覚え
- 先生の出し方慣れ(記述?選択問題?不思議な問題出る?前持っての情報収集)
みたいな感じですが、これをどこまでできるかが勝負の明暗を分けるポイントです。ぜひ一年生のうちはやれるだけやって、成功も失敗も経験してみてくださいね。
どんなに優秀な子でも、新しく中学生になったばかりで中学校のテスト勉強というのは不慣れですから、よほど実力がないと戸惑いがあると思います。だからこそ、一年生の期間を使って、成功は自信に、失敗は糧にしながら、「ああ、こうやればテストって点数取れるのね」という感覚を身につけておきたいですね。
そして2、3年生で無双しましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
あ、本気でやるからこそ失敗に意味があるんだよ。本気でやってない失敗は成長に使いにくい。
0コメント