以前にこんなご質問をもらったことがあります。
「子どもの質問(例えば「空はなんで青いの?」「ロシアはなんで戦争するの?」みたいな)に答えられないのですが、やはりそれは良くないことでしょうか」
個人的な回答は「良くないことではないです。でも、わからないで終わるんじゃなくて、一緒に調べられたら最高ですね」というものでした。
そんな記憶をこんな記事を見て思い出しました。
記事では、「国際情勢について子どもに聞かれて、曖昧にしか答えられない父親が情けない」という記事を見た筆者の【それは決して恥ずかしいことではなくて、曖昧にしか答えられない場合にはきちんと「曖昧にしか分からない」と開示すること、そして「ちゃんと調べて答えるね」と言うこと、時には「一緒に調べよう」ということが大事だと思う】という考えが綴られています。
概ね私も同意見です。特に、一緒に調べることって大事だと思うんですよね。
すぐに答えられることならまだしも、世の中には即答出来ない問題なんて山ほどありますし、ネットですぐにわかることでもそれが正しいのかどうかってなかなかわかりません。その曖昧なことも含めて、一緒に調べながら「自分はこの情報をこう受け取るな」と見せてあげることって大切だと思うんですよね。
Wikipediaなんかを見ながら、「ここにはこう書いてあって、私もこう思うけど、こうやって考える人もいるよね」なんて伝えられたら良いんじゃないかと。もちろん相手の状況や状態にもよりますが。
また保護者の方には保護者の時間もあるでしょうから、一緒に調べる時間がなければ学校や塾の先生に振っても良いですね。その際、生まれたての疑問をなぁなぁに消し去らないように疑問に思ったことを紙にメモさせると効果的です。
知りたい!と思った時が最大の学びのチャンスですからね。活用したいですね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
特に今はすぐに答えの材料が手に入る時代ですからね。
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