平塚江南高校の雰囲気や学校情報に迫る!僕や私の素敵な高校シリーズ!


さぁ、久々のこのシリーズ。


志望校選びに悩む中学生たちにとって、高校の先輩からの生の声というのは非常に有り難いものですよね。


受験本には記されていない旬な情報の数々を、各高校一校ごとにお届けするシリーズのつづきです。 


基本的にはどの高校も素敵な高校前提ですが、大切なのは自分に合うかどうかです。


このシリーズの情報が、それを見極める際の参考になれば幸いです。  


過去の高校:

希望ヶ丘高校

鎌倉高校

横須賀高校



僕や私の素敵な高校シリーズ
vol,004 平塚江南高校

平塚江南高校は旧学区トップ校。「自主と自律」「心身の健康」を重点目標におき、「和・愛・熱」をモットーとする人気校です。


アンケートにも書いてありますが、平塚江南と言えば体育祭!縦割りの8ブロック対抗で熱い戦いを見せてくれるのと同時に、ハイレベルな仮装も見ものです。「これに尽きる…」は言い過ぎかとも思いますが。


まずはデータを見てみましょう。


平塚江南高校基本データ

設立:1921年(大正10年) 

生徒数(30年度):962名(男子509名・女子453名)

授業:2学期制 65分✕5時限(50分授業もある)

場所:平塚市諏訪町5-1 駅:東海道線「平塚」駅より徒歩25分またはバス

合格率60%目安内申:118/135 合格率60%目安偏差値:63

比率(内申:学力検査:面接:特色検査):3:5:2:1

大学合格実績(平成30年春):京都大1 北海道大3 東北大2 大阪大1 筑波大2 千葉大1 電気通信大4 東京農工大1 横浜国立大6 首都大東京7 横浜市立大7 早稲田大23 慶應義塾大3 上智大2 東京理科大18 明治大80 青山学院大29 立教大26 中央大41 法政大61 学習院大5

指定校:首都大東京 横浜市立大 早稲田大 慶應義塾大 上智大 東京理科大etc

備考:部活動8割加入、後夜祭の「花道」も見どころ、合唱コンクールでは職員コーラス有

※最新情報は学校HPでご確認ください。


私も足を踏み入れたことのある学校なのですが、校舎は昔ながらの風情ある高校といった感じで、雰囲気があります。新しい!綺麗!って感じではないかな。


ただ、だからこそ、そこにどしんと根付いている伝統や文化を感じます。アンケートや数名の生徒に聞いた話を元に、平塚江南高校に迫ってみましょう。



平塚江南高校は、穴場!?在校生が後輩にアドバイスを!



「本当に頭のいいやつは湘南とか厚木とか小田原とか行くんですよ。STEPなんかだとそっちを勧められるみたいだし。でも、私はここを見てなんかいいなって思ったんですよね。汚いけど」


早くもデリケートな部分に触れてくれました。いいでしょう、一応注意書きしておきましょう。一個人の意見として御覧下さい


「授業も65分で長いんですよね。面倒見はいい感じ。というか、けっこう細かいと思います。自称進学校みたいな雰囲気を醸し出してます。みんな受験するし」


きつめの表現ですが、言葉の節々から江南愛が伝わってきます。たしかに、公立校の中だと指導がきめ細かいイメージがありますね。ただ、近年は進学実績に心配の声も。それが「自称進学校」という自虐ネタにつながっているのでしょう。


理数教育推進校ということで、理系に力を入れている様子もクラス数や進学実績から伺えます。


勉強以外のところについても聞いてみましょう。ズバリ校風は?


「普通。割と自由めかな。他を知らないからわかんないけど。校則もそんなに厳しくないと思う。でもなぜかカーディガンの色指定」


めっちゃ笑ってました。頭髪も天下の体育祭の時には色とりどりで許されるそうです。


「周りにもららぽーととか駅ビルとかあるし、環境は悪くないと思いますよ」


昔は荒れているイメージのあった平塚も、今ではすっかり平和でクリーンなイメージ。ちょっと歩くしバスは混むけど、環境に不満はないようです。保護者の方もちょっと安心ですね。


「行事が多いし、そういうのが好きな人は向いていると思う。どちらかといえばみんなでワイワイしている雰囲気かなぁ」


雰囲気の一覧表を見てもわかる通り、元気とも真面目とも言える絶妙の立ち位置にいるのでしょう。部活も掛け持ちが容易にできるなど自由な感じが伝わってきます。


部活動は、競技かるた部や囲碁将棋部が強いそう。文化部のイメージが強いですよね。陸上部や野球部も頑張っているそうです。


ちなみに今年の行事予定はこちら。




受検を見れば、30年度の倍率もぐっと上がりました。全体的に元気や自由な校風の高校に人気が集まった今年、その風にしっかりと乗りましたね。まぁ、元々人気校ですが。


特色検査の内容にも満点が変わるなど少し変更がありました。前半が文系、後半が理系の問題。内容は5科目横断型ですが、小問が多く基礎問題中心の印象です。自分の意見を述べる問題が復活しましたね。


ただ、対策としては、5科目の勉強をしっかりすることで変わらなさそうです。英国数理社の各学力検査で高得点を狙うための勉強が、平塚江南の特色検査で高得点を狙うための近道にもなるでしょう。


基礎的な知識が身についていることはもちろん、それらを素早く的確に使いこなす練習が必要です。入試問題レベルの問題を多く解いて、「知識を使う」ことに慣れておきましょう。


ちなみに面接はそんなに差がついていません。


来年度は、より理系に力を入れる内容になるかな。もしかしたら小田原に倣って特色なくなるかな。その動きに注目しましょう。


「入試はね、しっかり勉強してれば入れる」


そりゃそうだ。でも、そんなあなたもめっちゃ頑張ってたからね。


インタビューに応えてくれた子も、アンケートに答えてくれた子も、話を聞いたそれ以外の子も、通っている子を見ていると、「なんだかんだ江南のこと好きなんじゃん」という子が多い印象です。


HPもなんだか古風でいい感じ。自由だけど、きめ細かい。そんな素敵な高校、平塚江南高校でした。


ちょっと気になっているあなた。門の向こうにそびえ立つ「自主自律」の石碑を横目に、成長する毎日はいかがでしょうか。


インタビューに応じてくれた生徒に御礼を言うと、「宣伝させて」と言うので了承しました。


「体育祭、見に来てね!」


ぜひ!


その他の高校情報はこちらから。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

昨年の立て看板、素敵だったから今年も期待。

「第二の家」からの情報共有の情報共有の場を創りました。受験や学校、ブログや本の情報を日々日々お伝えしています。LINEさえあれば無料&匿名で参加できますのでよかったらご登録をお願い致します↓

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。