昨年からディズニープラスに加入しています。最初はマーベルヒーローズ目当てで、アベンジャーズ系をひたすら見ていたんですが、ついにほとんど見終わってしまいました。
他になんか面白いのないかな?と探していたら、オススメされたのが米ドラマの「クリミナルマインド」でした。実は実家にいた頃にちょっと見た事あったんですが、結構グロかったので、似た感じの別ドラマ「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」の方ばっかり見ていました。
今回、折角オススメされたからじっくり見てやろうと思ったら大ハマり。今日はそこで得た学びについて綴ろうと思います。なお、このドラマ、結構衝撃的なので、小中学生にはオススメしません。
簡単なドラマの説明としては、こんな感じ。
FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”(Behavioral Analysis Unit=行動分析課)。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続連殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。
このBAUの面々のキャラクターがいい感じなんですよね。事件自体は凄惨なものも多いので「犯人ムカつく!」的なものが多いんですが、主人公たちの活躍や物語が気になって見続けちゃう感じです。
これ以上ドラマについて話そうとするとうっかりネタバレしそうになるので、早速そこから学んだことを挙げていきましょう。
1 知識は武器になる
BAUの面々はみんなエリートです。中には大学教授や見たものを一瞬で覚えられちゃう天才クンもいます。そうじゃなくてもみんな薬品とか素材とかにめっちゃ詳しいんですね。その知識を使って難所を切り抜けたりするんです。
いやいやドラマだからでしょって声もあるかもしれませんが、実はこのBAUって組織、実在するんですよ。ということは、そんなにフィクションだらけってわけでもないんでしょう。
そういえばMCUのアントマンでも水が氷になると体積が増えることを利用して鍵のかかったドアを開けるシーンありましたよね。あんな風に知識を使って問題を解決するの格好良いです。このドラマでも随所にそんなシーンを見ることができます。
「犯人捕まえるのが俺の仕事だぜ。化学の知識なんていらないぜ」ではなく、何でも吸収しようとする姿勢に刺激を受けますね。
また、知識といえば、言葉や考え方の知識も増やすことができます。ドラマの冒頭と終わりに偉人の名言が引用されて、それがまた勉強になるんですよね。
なお、引用されるものだけではなく、登場人物たちが発信する名言も多いです。特におじさん系のキャラクターの名言は宝物ばっかりですよ。最後に、ドラマで紹介されたこの項目を台無しにする一言をご紹介しましょう。
Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.
想像力は、知識よりも重要だ。知識には限界があるが、想像力は世界さえ包み込む。
アルバート・アインシュタイン
2 思い出し方
ドラマは非日常を描いていますが、日常生活で役立てることもあります。そのうちの一つが「認知面接」です。
これは主人公たちが被害者や目撃者に何かを思い出させようとする際に用いる技術の一つです。被面接者に自分の言葉で多くの事象を話してもらうことで物事を想起しやすくします。
これ、実は日常生活でも活かせるんですね。たとえば、忘れ物をした時。目をつぶって忘れ物をしただろうタイミングを思い出しながらその時のことを言葉にしていくと、これが不思議とハッと思い出すことができます。試してみてください。
他にも、シリアルキラーに出会った時にどうしたら良いかとか拷問を受ける時にどうしたら良いかなども学べますが、私は出会わない人生や拷問を受けない人生の方が良いです。
3 言語化すること
BAUの面々には様々なことが襲いかかります。それは犯人だけでなく、家族の問題や辛い別れだったりします。
そんな時に彼らは「話して」ってよく言うんですね。そして、言われた方も割とすんなり話すんです。プロだから、そのことの重要性を理解しているのでしょう。「嫌だ話さない」ってあんまりならないんですよね。
話すことで、楽になったり落ち着いたり、良い効果があるのを彼らは知っているのです。言語化して整理することで対象の物事を冷静に見れるようになったりするのでしょう。
また、捜査の際にもBAUの面々は先輩後輩関係なく結構思ったことをバンバン言います。これは欧米文化だからということもありそうですが、そうやってアイディアをブラッシュアップしていくんですね。
「犯人は男性?」「いや、◯◯だから女性という線もある」「でも、女性なら〇〇じゃない?」「でも過去にはこういう犯人もいた」「なら◯◯という可能性もあるな。調べてみよう」みたいな感じでプロファイル(犯人の具体化)が展開されていくことが多いです。
共通の目的目標達成のために、言語化を利用する。これ、生徒たちともできたら楽しそうですね。
「目標達成のために何が必要か」「勉強時間」「ではそれをどうやって作る」「スマホとゲームの管理」「一日一時間?」「それは短い」「一時間半」「決まりね」みたいな。
知識と技術と言葉を大切に、今日も平和に暮らしていきます。面白いドラマから学ぶと言う回でした。
Live as if you were to die tomorrow, learn as if you were to live forever.
明日死ぬがごとく生き、永遠に生きるがごとく学べ
マハトマ・ガンジー
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
マネジメントの観点からも学ぶことが多かったドラマでした。
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