2023年度高校入試の正答率から見る対策方法【理科編】


正答率表から傾向を分析するシリーズ、今回は理科です。


理科は大きく分けて4分野に分かれます。物理、化学、生物、地学ですね。大きな流れとしては、その分野を1学年で一つずつ実施していきます。下記の表がわかりやすいかと。


入試問題もその分野ごとに綺麗に分かれて出てきます。


問1が物理の小問、問2が化学の小問、問3が生物の小問、問4が地学の小問、問5が物理の大問、問6が科学の大問、問7が生物の大問、問8が地学の大問といった具合です。


入試対策となったら、作戦は「できるところを増やしていく」です。得意分野や興味ある分野から固めていきましょう。入試は点取りゲームですからね。苦手から練習し始めてずっと苦手なままだったというのは笑えません。


では「得意なところない」「興味関心の程度も同じぐらい」といった場合はどうしましょう。興味本位で3年間分の正答率表を使ってどの分野が得点しやすいのか計算してみました。


例えば2023年度はこんな感じです。


問1 54.8%(物理)

問2 49.7%(化学)

問3 59.0%(生物)

問4 53.4%(地学)

問5 51.6% (物理)

問6 37.9% (化学)

問7 59.0% (生物)

問8 47.5% (地学)


1・2フィニッシュを生物が決めているのがわかりますね。実はこれ、3年間とも一緒です。生物が正答率上位独占三連覇を成し遂げているのです。


これは利用しない手はありません。


というわけで、迷ったら生物から固めましょう。暗記が多い範囲なので、以下のプリントなども使いながら早めに頭の中に入れてしまいましょう。



次は地学がオススメですかね。ただもちろん順番は人それぞれです。化学は3年間の結びつきが最も強いので出来たら武器になります。物理はイメージしやすいところもあるので、勉強はしやすいですね。


「どこから攻めるかなぁ」なんて自分と対話しながら、できる範囲を一つずつ増やしていきましょう。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

地学の入試問題対策はこんな感じ。

「第二の家」からの情報共有の情報共有の場を創りました。受験や学校、ブログや本の情報を日々日々お伝えしています。LINEさえあれば無料&匿名で参加できますのでよかったらご登録をお願い致します↓

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。