中3の1学期の内申は取りづらい!?その理由を考えてみます


LINEで質問いただきました。


簡潔に言ってしまえば、「中3の1学期の内申って取りづらいんですか?」というものです。


言われてみると、なんだかそんな気しますね。


当塾には2期生の子と3期生の子がいるので、さっそく高校生たちの3年次の成績を引っ張り出してきて見てみると、確かに2学期に内申上がっている子が多いです。


これは1学期内申取りづらいという事なのか?ちょっと考えられる理由を挙げていきましょう。


1学期の内申が取りづらい(と見える)理由

  • 2学期の成績が高くなり1学期の成績が低く見えるから
  • 3年生の勉強が難しくなるから
  • 3年の頭から頑張る子が多く差がつきやすいから
  • 受験に使わない今回の内申を利用して先生がハッパ掛けるから


一つ目の「2学期の成績が高くなり1学期の成績が低く見えるから」は取りづらいと見える理由ですね。


色々な理由で次に出てくる内申が良くなることが多いので、相対的に1学期の内申が低く見えるということです。これ、結構ありそうです。


二つ目の「3年生の勉強が難しくなるから」はどうでしょう。一概にそう言えない教科もありますが、受験勉強も本格的に始まって、部活動も忙しくなって、負荷が強まることが影響することはあるかもしれません。ないかな、どうかな。


三つ目の「3年の頭から頑張る子が多く差がつきやすいから」は、その子達が内申を引き上げる分頑張りが足りない子は下がるというイメージですね。現在の評価制度は絶対評価ですが、個人的にはまだまだ相対的な評価の側面もあるとみています。でも、どうだろう。自分で挙げときながら、これもそんなにイメージ湧かないですね。


四つ目の「受験に使わない今回の内申を利用して先生がハッパ掛けるから」は学校の先生方は否定すると思いますが、どこかでちょこっとあるのかなとは思います。まぁ、ブラックボックスです。なお、受験に使わないと書きましたが、1学期も反映させて2学期末の内申が出てくるので完全に関係ないわけではないです。


ただ、どんな理由であれ、出た内申は変えられません。ですから、大事なことは次に活かすことです。納得いかない部分などあれば、必ず面談などで教科や担任の先生に確認して、夏で体制を整え、次回の内申をガッツリ上げてやりましょう。


「先生、この4を5にあげたいんですけど、どこに力を入れればいいですか?(テストでここの観点を上げればいいですか?など具体的に聞くのも良い)」


「先生、この観点をAにしたいんですけど、何が足りないですか?」


みたいに直接聞くのが早いです。先生方も説明できるように評価の基準を設けていますから、そこで自身の課題を明確にして、次回に活かしましょう。


大丈夫。先生は敵ではありません。あなたの成長を促進させてくれる重要なキャラクター達です。


あなたはまだまだ成長できます。


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人から評価されるってのは、いいことばかりじゃないけど、大切なこと。

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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。