先日、学力向上進学重点校やエントリー校についての記事を書きました。
そしたら質問が届いてですね、その内容がまとめるとこんな感じでした。
「親に言われて勉強するような子は学力向上進学重点校やエントリー校には向いていないですか?」
まずは結論から申し上げましょう。
あんまり向いてないと思います。
理由を説明していきますね。
そもそも学力向上進学重点校やエントリー校というのは、その名の通り「勉強めっちゃ頑張るところ」です。親に言われなきゃやらないぐらい勉強頑張りたくないのに、そんな高校に行くって矛盾しちゃいますよね。
また、こういった高校たちに入学するには5教科よりも難易度の高いテスト「特色検査」を受けなくてはなりません。つまり、より負荷の高い勉強をしなくてはならないということです。勉強嫌なのに自分から負荷を上げるってしんどくないですか。
それによしんば入学できたとしても、自分で勉強を頑張れないと入ってからがしんどいです。高校生の内容って本当難しいですし、こういった高校達は進みも早いですからね。勉強しないとすぐ置いてかれてしまいます。そうなると高校生活も十分に楽しめませんよね。
大きなところで言うと以上のことから、自分で勉強が進められない子達にはあんまり学力向上進学重点校やエントリー校をオススメしません。合格とは「格に合う」ということですから、言われてやる時点で格落ちですね。
ただ、ただですよ。その「言われてやる」の度合いにもよると思います。学年によっては大人側の働きがけが重要でしょうし、能動性が高い子だっていつも自ら勉強に取り組めるほど元気なわけではないでしょう。
それに今の時点で「言われてやる」だったとしても、ここから変化する余地はまだあります。
ぜひ本人に問うてみてください。「誰かからやらされて勉強やるという感じなら、こういった高校たち向いてないみたいだし、入ってから辛いみたいだけど、どうする?」と。
その答えが進路選択の選択肢を絞ることにもつながります。どちらにしても無理強いはダメです。本人に選ばせてあげてくださいね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
イメージつきやすいようにあえて辛辣に書いてみました。ご了承ください。
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