先日の休み時間に兄弟の生徒がこんな話をしていました。
弟「デシリットルなんてこの先使わないでしょ?」
兄「いやいや、この先使うかどうかよりも、今何かを覚えるってこととそれを使って考えられるかどうかが大切なのよ」
素晴らしい返答だと思って、心の中で頷きながら聞いていました。
知識は大切。でも、それ以上にそれを使って考えられるかどうかが大切。今回でいえば、デシリットルという材料を使いながら、計算や単位変換について考える練習をしているんですよね。
これって勉強だけではなくて、日常生活でも一緒です。
この先「もう2度とやらない」と思う経験でも、それを経験しておけば「そのこと」以外で活かせたりするんですよね。方法論とか、心持ちとか、考え方とか。人生ってその積み重ねなんじゃないかなと思うわけです。
「無駄なことはない」って、そういうことなんだと思います。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
「デシリットルなんてこの先使わないでしょ」と言っている間に覚えちゃえって話ですね。
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