昔カナガクさんが各高校の浪人率(進学準備率)を調べていて、「これいいな」と思ったんですよね。浪人が多いから悪い、浪人が少ないから良いというわけではなく、各校の特色がよく出ているなと。
というわけで、今回は塾のある藤沢を中心とした鎌倉茅ヶ崎など含めた湘南地域の各高校を調べてみることにします。データは声の教育社さんから出ている高校受験案内2024年版を参考にしています。進学準備他の率を採用しています。
早速見ていきましょう。
進学準備率ランキング
公立高校
湘南高校 28.9%
鎌倉高校 16.0%
七里ガ浜高校 12.5%
茅ヶ崎西浜高校 11.8%
大船高校 11.7%
寒川高校 11.0%
鶴嶺高校 10.0%
藤沢西高校 8.6%
湘南台高校 7.4%
茅ヶ崎北陵高校 6.3%
藤沢総合高校 5.7%
茅ヶ崎高校 4.8%
深沢高校 4.8%
藤沢清流高校 4.3%
藤沢工科高校 3.8%
まとめてみたら、ある程度想像通りの結果となりました。学力上位層と下位層の進学準備率が高く、中堅層や専門科は低くなる。目指している先について考えれば順当ですよね。
特に湘南高校は神奈川県内でも屈指の進学準備率を誇ります。3年生の秋までは学校生活に全力投球し、「4年で国公立を目指す」みたいな伝説がありますからね。なお、横浜翠嵐は24.8%、柏陽は20.5%です。
下記のように雰囲気のマトリクスを使ってみてみましょう。同レベル帯で比べてみると、元気系よりも真面目系の方が進学準備率が低めなのがわかりますね。イメージ通りと言えばそうですね。
気になったので近隣の私立高校も見てみましょう。
鎌倉学園高校 50.8%
山手学院高校 14.6%
藤嶺学園藤沢高校 14.0%
アレセイア湘南高校 10.4%
日本大学藤沢高校 9.4%
湘南工科大附属高校 8.6%
平塚学園高校 6.4%
鵠沼高校 5.6%
藤沢翔陵高校 3.6%
東海大附属相模高校 2.8%
慶應義塾高校 1.0%
これも想像通りといえば想像通りですが、鎌倉学園の数値に驚きました。男子校はマイペースだから間近になってブーストがかかることが多いのでしょうか。鎌学や山手は公立トップ校同様国公立大学を目指すという側面も大きいのでしょう。
付属校は安定の低さですが、その中でも日大藤沢は高いですね。気合い入れて勉強しておかないと日大の推薦も取れないですし、一旦外部を目指すとなると系列大学への進学権がなくなることも影響しているのでしょう。
志望校選びの参考に、というか「この高校はこういう雰囲気なんだろうな」という想像に役立てば幸いです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
面白いデータでした。
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