今年も高校ノートを作ってみました。県や全県模試さんから出たデータをまとめたものになります。
今年の第三弾は七里ガ浜高校さんと大船高校さんと藤沢西高校さん。このエリアが誇る人気中堅校SOFTSの三本柱です。
まずは表の見方を説明していきましょうか。とりあえず3校分貼りますね。
高校の名前の下にあるのが募集定員と入試(一次選考と二次選考)の計算比率です。これは県から公表されたデータですね。今年から入試制度が変わったのでここは要チェックです。
その下に前回の入試の合格者内申と合格者平均点が記載されています。こちらは全県模試さん調査分のデータです。この点数を取れればおそらく合格なので、目標にできるといいですね。
その下の大きな表は、全県模試の志望者平均内申と平均偏差値です。志望者の動向がわかるので今の自分と比較しやすいですね。これはあくまで志願者の平均なので、合格者の平均偏差値は以下の表をご確認ください。
右上は倍率の変動です。「暫定倍率」は11月頃に出る希望調査のデータから算出されたものです。「出願時倍率」は願書を出した際の倍率ですね。この後志願変更や入試を経て実質的な倍率として出されるのが「最終倍率」です。
見方としてはそんなところですね。早速比較してみましょう。
注目ポイントはなんと言っても「選考基準」です。学力検査や内申の比率ですね。特徴的でしょう?
入試特化型の大船高校、バランス型の七里ガ浜高校、内申型の藤沢西高校と言ってもいいかと思います。
大船高校は横浜翠嵐や柏陽といった学力向上進学重点校と同じ一次選考比率の3:7。しかも、重点配点(学力検査における英語と国語or数学が1.5倍の得点に)があります。攻めましたね。完全なる学力検査重視です。例年の倍率を見ても他の2校に人気面では劣っている印象(真面目な校風も影響しているかな)ですが、ここにきて大きな特色を出してきました。
藤沢西高校は二次選考の比率が県内でも珍しい6:4です。態度の観点を重要視するということですね。昨年の合格者平均点を見ても、藤沢西は内申の高い子に選ばれている印象があります。
七里ガ浜高校はうまくバランスとってますね。暫定倍率は高めですが、今までの推移を見ても分かる通り、実質の倍率はかなり下がりそうです。それでも1.35以上は覚悟しておきましょう。
どの高校も良い高校ですが、結構雰囲気が違います。自分に合う高校探しをするとともに、自分に有利な選考基準で戦えると良いですね。あくまで個人的な実感ですが雰囲気で分けた表を貼っておきます。
なお、選考基準による学力検査の一点の重みについては以下の通り。この3校だと受検者の内申の振れ幅は結構大きいでしょうから、例えば二次選考でオールAの子と比較した時に自分が何点分のハンデを背負うことになるのかは前もって確認しておきましょう。
それを元に各教科で何点取るという戦略が立てられると良いですね。
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人気校が近くにたくさんあるってのは良いことですね。
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