2024年度神奈川県公立高校入試「合格者平均点」について


今年も神奈川県公立高校入試合格者平均点が公表される時期になりました。


合格者平均点とは、その名の通り、入試で各高校に合格した子たちの平均点です。毎年の入試の動向や傾向を掴む目安になりますね。動画バージョンはこちら。


とりあえず、近年三年間分の平均点をざっと見てみましょうか。


近隣三年間をみてみれば、今年大きく難化したのがわかります。


英語がマイナス8.3点、国語がマイナス11.1点、数学がプラス2.6点、理科がプラス6.3点、社会がマイナス3.6点という運びになりました。英語はここ10年で2番目に低い平均点、国語は4番目に低い平均点になりました。


初っ端の二教科が難しくなったということで、当日受検生の多くの子達が焦りましたよね。そういう意味では精神的にも過酷な入試だったと思います。みなさん本当にお疲れ様でした。


ただ、来年度以降これ以上の難化はないのかというとそうでもありません。100点満点になった頃からの合格者平均点の推移を見てみましょう。


どうでしょう、さらに平均が低い年がありますよね。理科社会の昔の平均点の低さエグいですよね。


県としては、「合格者平均点が250点ぐらいが理想」と昔おっしゃっていたので、さらに難化する可能性もあるということです。


マークシート全盛の時代になり、英国は難化させるのが難しいのではと言われた頃もありましたが、今回の入試で、そういうわけでもないということが証明されました。対策が必要です。


では、今までの対策に加えて、どんなところに意識をおいて対策をしていけば良いでしょうか。


今回の英語は、英単語が難しくなった印象です。語彙の力を強化しましょう。問題を解いているときにわからない単語があったらチェックして後で調べる癖を。教科書の英単語もなるべく頭に入れておきたいですね。


国語も語彙力強化が必須です。難しい説明文や少し古い歴史小説に怯まないように、頭の中の言葉を増やしていきましょう。また、古文が今年ぐらいの難易度ならば、それ相応の対策が必要です。基本のキとして、以下の記事も参考にしてみてください。


一つのゴールは、また一つ新しい勝負の始まりです。受検生の皆さんはここまでの道中で多くのものを得られたでしょう。ぜひこれからの人生に役立てていきましょう。


これから受験だという方は、年々のデータを参考に、最高の準備を整えましょう。このブログがそのお力に少しでもなれるように、今後も更新頑張ります。


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毎年これでやっと終わりって感じがします。

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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。