神奈川県の公立高校受験の日が迫っていますが、
まだまだ点数がぐんぐんと上げられる時期です。
安心感や危機感が大きくなりすぎて手が止まっている生徒は、
もう一度気を引き締め、多くの問題を解くことに集中しましょう。
偏差値50後半までの中堅校までを目指す子は、
「出来る部分を必ず出来るように」準備を進めましょう。
神奈川県の入試は問題傾向が顕著です。
出るポイントを抑えて準備をし、
「ここが出たら点数を取れる!」というポイントを増やしておきましょう。
問題傾向が変われば平均点も落ちますから(みんな出来ないから)、問題ありません。
「出来ない部分の準備に時間を使って、入試当日もやっぱり出来ない」なんてことがないように。
また、得意科目がある子はその科目と点数にもう一度注目しましょう。
平均点が低めの理科などが得意科目になっている場合、
本番の入試次第では差がつきにくい(問題が難しければいかに得意といえども点数が取りにくい)科目になり、
平均点が高めの科目の点数と格差ができてしまいます。
5科目トータルの点数を意識して、受験勉強に臨みましょう。
上位校を目指す子は、
問題傾向が変わることも踏まえて、幅広い準備が必要になります。
と言っても、このタイミングで必要なのは、知識面の準備というよりもむしろ、
心の準備です。本番当日の対応力を上げましょう。
数学で規則性が復活したら?有効数字が出たら?
英語の長文や国語の古典で記述が出たら?
理科でノーベル賞などの時事問題が出たら?(多分出ないけど)
社会で英文の問題が出たら?(多分出ないけど)
あらゆる可能性を想定しイメージしておくだけで心の準備が出来、
本番で変化があっても動揺することなく問題を解くことが出来ます。
本番での「いつも通り」感を作ることが上位校受験者には必要です。
特色検査対策や、面接対策はまたの機会に。
春一番が吹いています。
ラストスパート踏ん張って、
笑顔満開の季節と出会うための、
最高のフィナーレを迎えましょう。
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