こんなニュースを目にしました。
暗記には、「間隔記憶」が効果的という記事です。間を開けて情報を記憶することで、忘れにくくなる、かつ正確にその情報を覚えることができるということです。
人は、忘れる生き物。それが脳のお仕事ですから仕方ありません。
あなたの脳はいつだって何か捨てるものはないかと頭の中を探しています。情報がいっぱいだと快適に生きていけないからです。
あたかも断捨離にはまった主婦のように、脳は次々と情報を捨てていきます。あなたが快適に暮らせように、脳だって頑張っているのです。
では、大切な情報を捨てられないためにはどうしたらいいでしょうか。
そのためには脳に「お、これは大切なものなんだ」と思わせなくちゃいけません。そんな風にメッセージを送る必要があります。
「めっちゃ楽しい」「とっても好き」「めっちゃ嫌い」「見るのも嫌だ」等の強い感情とセットになった情報は、快適な生活を営むために必要な情報ですので、脳は率先して覚えようとします。ただ、これは勉強に活かすのは難しいんですよね。
勉強に活かせそうな脳へのメッセージの送り方としては、「よく使う」が挙げられます。頻繁にその情報を使えば、脳が「お、これは大切なんだな」と記憶として留めておいてくれるでしょう。
そう、これってつまり「間隔記憶」ですよね。
これを踏まえれば、目的も意図もなく作業のように単語や漢字を書いたりすることが、いかに意味の薄いことかわかるでしょう。嫌々やっているそれは、むしろ脳にとって忘れたい情報になります。一晩寝れば、断捨離ママが頭から綺麗サッパリ捨て去ってくれるでしょう。
そこで終わらせてしまえば、それは本当に意味のない時間になってしまいます。今からでも遅くありません。救済措置をとりましょう。
一度は捨てられてしまった情報。でも、次の日にくしゃくしゃになったそれが、ゴミ箱から引っ張り出されて机の上にあったらどうでしょう。ママは「え?これ大切なの?」と捨てるのをちょっと躊躇します。
それが続くと「なるほど、これはやっぱり大事な情報なんだ。なら、ちゃんとこの綺麗なクリアファイルに入れておきなさい」と、きっちり保管しておいてくれます。こうなったらしばらく触れなくてもなかなか忘れません。
暗記はこれを意識するだけで、頭への残り方が違ってきます。つまりそれは、無駄な作業の時間も減ってくるということです。一石二鳥ですね。
取り入れた情報は、何回か使うこと。脳へ「これ大事!」とメッセージを伝えること。
ぜひ試してみて下さい。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
こんな方法もあります。
0コメント