今年も全県模試さんのデータを参考に、各高校の情報を見ていきましょう。
本日は湘南地域の「学力向上進学重点校・エントリー校」がテーマです。具体的に挙げるとすれば、湘南高校(学力向上進学重点校)・鎌倉高校・茅ヶ崎北陵高校ですね。
まずは表の見方をご説明です。まず赤い数字が前年と比べて上昇したもの、青が下降したものです。黒は変わらないか初のデータということになります。
高校名の隣が、合格者の平均内申点です。その隣が合格者の平均得点。どちらも合格者の点ですから、「これがなきゃ受からない」ってものでもないです。いわゆるボーダーはもう少し低めになるでしょう。合格者平均点は目標にすると良いです。
なお、どの高校でも平均得点が下がっているのは、単純に前年よりもテストが難しかったからです。次回もこのぐらいの難易度かさらに難易度が上がる可能性もあるので準備しておきましょう。
その隣が二次選考の合格者平均点です。「観点」というのは、前回から実施された仕組みで、内申の各教科の主体的に学友に取り組む態度の観点をA(３点)B(２点)C(１点)で計算して２次選考に使うんですね。その合格者平均値です。27点満点。
そしてその隣が倍率ですね。そのまた隣が、各高校の選考基準の比率です。次回の入試のものになっています。入試の仕組みや計算方法などもっと知りたいという方は以下の記事をご覧ください。
それらを踏まえて、表を見ていきましょう。
湘南高校は圧巻の数字が並びます。内申は全県で最も高い平均値になっています。なんでも頑張る湘南っぽいですね。どんな風に湘南高校を目指せばいいのかは以下の記事をご覧ください。
鎌倉高校と茅ヶ崎北陵高校はよく比較されますが、数字的には今や鎌倉高校が一つ上の段にいる感覚でしょうか。神奈川県高校入試の倍率は1.3を超えると高倍率と言われますが、やはりどちらも人気校。しっかり超えてきています。どちらの高校も学力検査でこの合格者平均点(400点近く！)を目標にして勉強頑張っていけるといいですね。
学力向上進学重点校やエントリー校はもちろん厳しい戦いになりますが、それだけの価値がある高校と言っても過言ではありません。まだまだ時間はあります。日々日々自分に打ち勝ちながら、しっかり高校選びしていきましょう。
他の重点校やエントリー校の数値はこちら。
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