ノートや字を「丁寧に書きなさい」と注意することがあります。「綺麗に」じゃないんです。自分なりの丁寧さでいいんです。
特に、勉強が苦手な子は、まず字や線を丁寧に書けるようにするところから指導を始めると、成長や成績アップに効果的です。
増える勉強量、修正する根気、小さな達成感、そこにはいろんな要因があると思うのですが、一番はやはり頭への入りやすさですかね。そもそも頭に入っていないものを、丁寧に書くことで、自分も見やすく読みやすくなって、頭に入りやすくなるんじゃないかと。
世の中にある本が綺麗な字で書かれているのは読みやすいからですからね。勉強の内容もわざわざ雑に読みにくい字で書く必要はありません。
もちろん時と場合で、いつも丁寧に書けということではありません。アウトプットが主体の場合は、時間節約でバーっと書いちゃうのもアリでしょう。
だけど、もしインプットが苦手な自覚があるのなら、意識してみましょう。そうやって自分に合う書き心地を見つけてくださいね。
そういう小さな変化を積み重ねて、人は成長していくだと思います。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
たかが字、されど字。
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