神奈川県公立高校入試、ひとまずの1日目が終わりました。受検した皆さん、本当にお疲れ様でした。良かったことは自信に、失敗したことは糧にして、今後に活かしていきましょうね。それが一番大事です。本気でやったからこそ、得られるものがあるはずです。
さて、ここからは毎年恒例の「早速解いてみたので感想コーナー」です。折角解いてみたので、個人的な感想をつらつらと書いていきたいと思います。特色検査が残っている人がもしこれを見ていたら、画面を消していざ勉強に戻ってくださいね。
動画はこちら。
一応各教科易化か難化か書いておきますが、簡単・難しいは学力層によっても違うので、ここではあくまで昨年の合格者平均点と比べてどうなるのかを予想しています。外れるかもしれないので先に謝っておきます。すみません。
それでは、わかりやすかったやつから参りましょう。
国語:易化(平均点上がる)
全体的に読みやすかったです。
漢字はやさしめ。俳句が素敵で、その厳かな感じにやられて一瞬手が止まりました。小説文も読みやすくて、ラストにちょっと感動。先生、大切なもの、忘れないようにしたいです。説明文もテーマがとっつきやすかったですよね。楽しく読めました。古文は太平記、青砥左衛門(青砥藤綱)格好いいですね。ちなみに、滑川の東勝寺橋は鎌倉市重要建築物等に指定の唯一の橋だそう。ラストの2つのテキスト問題も、条件を見て、テキストの言い回しを変えて素直に書けば大丈夫なはず。
易化を予想します。これは固いはず。
数学:難化(平均点さがる)
こりゃ大変。
立体の最後とか解きやすくなったかなーってところもあったけど、全体としてキツい。国語と難易度が違いすぎる。箱ひげ図の推理問題は面白かったです。こういうの好きです。数学解説は別個に記事にする予定です。
理科:やや難化(平均点下がる)
個人的に最初に解いた感じは「お、簡単じゃん!」だったんですけど、改めて見てみると問題の出し方が厄介なんですよね。
問1で面食らった人も多いのでは。原理原則の理解、そして求められているものを読み解く力、どちらも必要です。とっつきやすい問題もありましたが、逆に細かい知識を問われている問題もあって、そこにハマって時間使っちゃうとキツいですよね。
通して、「おい、一体何してんだ」「やるなやるなこんなこと」と実験に突っ込みながら読んでいました。
英語、社会:前年並み
ここはちょっと予想が難しいです。
英語は上位層は取れたかも。全体的に単語が若干難しくなった印象。長文は読みやすかったですね。中堅層以下は問2の単語で焦った子も多いのでは(配点小さいからわからなくても動揺しないのが正解)。
社会は全体的に資料の読み取りやすさがありましたが、中堅層は問1(オ)や近現代の並び替え、公民で時間取られたりやられたりした子も多いのでは。ハードな1日の夜中に一気に解いたからちょっと私が疲れてしまって難しく感じたところはあるかもしれません(言い訳)。
いや、本当、解いてみて改めてわかるのは、みんながよく頑張ったことです。これは間違いありません。これだけの分量読んで、考えて、解いてって、大人だって大変です。本当にお疲れ様でした。
その中、高校の予習をやりに来たり、特色検査と闘ってたりした塾生たち、あなたたちすごいです。来れなかった子達も含めて、この受験を通して学力や人間的な部分であなた達が成長していくのを日々日々実感して、とっても嬉しくなっていました。ありがとう。
最後に、受験生の皆さんへ。みんながみんな、思う通りにはならなかったかもしれないけれど、後から振り返ったら「やっぱりここでよかったじゃん」と思える素敵な進路に巡り会えますように。
あ、これからステップさんの平均も出てくると思いますが、一応こちらで注意点を説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
ここはゴール。そして、新しいスタート。
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