「また明日」
そんな当たり前の響きが、当たり前じゃなくなるとき、わかることがあるんだ。
当たり前だったものの大切さ。
移りゆく時の残酷さ。
時間が解決してくれる苦しみや痛みについて。
それでも、残るものはあるってこと。
「また明日」
そんな何でもない一言が、かけがえのない意味を持つとき、思うことがあるんだ。
お別れの寂しさ。
未来へのワクワク感。
胸いっぱいに抱えた希望と不安。
忘れたくない感謝の気持ち。
また明日、
また明日、
そうやって、これからもきっと続いていくだろうその日々が、
決して当たり前なんかじゃないことを、
僕らは、少しずつ、知っていく。
もう戻れない場所や、離れた手や、見えない顔に、
バイバイ、さようなら、ありがとうと声をかけながら、
それでも、きっとどこかで、ちゃんとつながっていることも。
忘れずに、生きていく。
いつもお別れのその日は、
新しい始まりの日であることを。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
3月11日、卒業おめでとう。
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