「経験値を貯めるとどうなるか知ってる?」
生徒にこう尋ねると、全然ゲームなんか興味ないって子でも、
「レベルアップする」とか「強くなる」とか返してくれます。
「じゃあ、勉強の経験値ってどうやって稼ぐか知ってる?」と訊くと、
大体「勉強する」と返ってきます。そりゃそうだ。でもね、
それはきっと、「野球が上手くなるにはどうしたらいい?」という質問に「とにかく野球しろ」と言っているぐらい安直な答えで、
僕や君が欲しい答えではないのかもしれないね。
勉強だけしていれば、学力が上がるわけじゃない。
もっと言えば、君が勉強って思っている勉強は、勉強じゃないかもしれない。
いつになく挑戦的なタイトルで、若干僕自身ビビりながら続けます。
それ、本当に勉強?
「勉強っぽいけど、勉強じゃなさそうなことってなんだろう?」
何人かの生徒に聞いてみました。
出てきたのは以下のような回答。※あくまで生徒の回答です。賛否は置いておきましょう。
- なんか100個ぐらい同じことをとにかく書く
- 右にあるもの、左にうつす
- そのまま、まとめる
- できたと嘘をつく
- カンニングする
- 教科書広げてぼーっとする
- 何かしながらやる
- 全然関係ないことをやる
- 走る
まぁ、走ってる時点でもう勉強っぽくもないんですが、僕も概ね同意です。
こういうことをしているにも関わらず、時間だけは過ぎて頑張った感だけは残るので、やった気だけは溢れて、それでもってテストの点数が上がらないと、「私はバカだ」「僕はできない」と言い出すんですよね。
違う。
あなたはバカでも、君はできなくもない。なぜテストの点数が上がらないか。答えは簡単。テストの点数が上がるように、君の学力が上がるように、そういう風に勉強してないからだよ。
ここで、最新の「勉強経験値の貯め方」を見てみましょう。
ね、
せっかく勉強しているならさ、やった時間分だけ成長したいじゃん?
勉強している自分に、問いかけてみよう。
ちゃんと脳みそに負荷かけてる?
目的を持ってやってる?
間違ったらもう一回考えて、わからなかったら調べて、一人でできるようにしている?
自分でテストしてる?
繰り返してる?
君がやってもやってもやってもやっても学力が上がらないのは、
テストの点数や成績が上がらないのは、
勉強していないからだよ。
もしくは、今は勉強できているけど、今まであんまり経験値貯めてなかったから、
今の段階じゃ相手の問題のレベルに達してないんだよ。
どちらにしても解決策はただ一つ。
続けよう、正しい勉強を。
経験値を貯めて、レベルアップしよう。その先に、
君の目標達成が待っているよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
あえてちょっと強めにね。
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