IBMが発表したデータから知る、お気に入りの文房具を使うことのメリット


先日、ネットの海を犬用ヨットでお散歩していたら、こんな記事に巡り会いました。


記事にあるIBMとは、世界170ヶ国以上で事業を展開するコンピューター関連サービスの超大手です。子どもたちは聞いたことないかな。めっちゃすごい会社ってことです。


そんな天下のIBMは、2015年に世界中の従業員にMacを支給すると発表し、30万台近くのMacを配備しました。元々ライバル的な立ち位置でもあったAppleの製品を大量に導入したのです。太っ腹ですね。そして、その結果、以下のようなことがわかったと言います。


  • 仕事で使用する端末を従業員に選ばせると75%がiOS、72%がMacを選択する
  • 離職率が17%低い
  • 人事評価は22%高く
  • 高額取引の規模16%増加 


この結果を踏まえて、前述の記事の執筆者であるうぉずさんは、この結果が引き起こった3つの理由を挙げています。なぜMacを導入したことで、良いことが色々あったのか。それはずばり、


  • OSの安定性
  • OSの使いやすさ
  • 大好きな製品を使うことで上がる気持ち


にあったんじゃないかということです。詳しくは是非記事を御覧くださいね。


さて、これを踏まえて勉強に置き換えてみると、以下のような仮説が立てられます。



「勉強に使うアイテムも、お気に入りのものが良い」



勉強に使うアイテムって、例えば文房具ですよね。


文房具が使いやすくて、かつ大好きなものであったら、勉強も捗る気がしませんか。「いや、そんなのなくてもやれよ」というのは簡単ですが、勉強が苦手な子にとって、勉強へ向かうテンションというのは重要なものです。大人だってそうでしょ?


大好きな文房具を使う→勉強への抵抗が減る→勉強する時間が増える→勉強ができるようになる→勉強がちょっとずつ苦じゃなくなる


こんなサイクル、素敵ですよね。


よし、そしたら文房具についての記事を書こう!と思ったら、もうすでに素敵な記事がありました。エコール螢田の富田先生の記事です。


完全にIBMと思考が一緒です。素晴らしい。


というわけで、僕が言うことがなくなってしまいました。


でも、折角ですから、最後に途中使った言葉「テンション」と「モチベーション」の違いを述べてこのお話をまとめましょう。


テンションとは、その時その場の気分や気持ちのこと。対して、モチベーションとは、やる気や動機といった持続的なもの、というイメージです。


テンションは上がりやすく下がりやすいです。逆に、モチベーションは上がりにくく下がりにくい。


勉強が得意な子は、勉強やるかどうかをこのテンションにあんまり左右されません。勉強苦手な子ほど、その時の気分や気持ちに左右されるんですよね。


そのテンションを、パパっと上げるのが、お気に入りの文房具の役目です。ただし、効果は長い間は続かないので、なるべくお気に入りの文房具を使い出した最初の頃に、「勉強してよかった」という成功体験を体験させたいですね。


どうでしょう。うまくまとまりましたか。


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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。