「HUNTER✕HUNTER」という漫画が好きです。
冨樫さんの作品(幽遊白書etc)はおそらく全部持っていますが、
過去最高に好きだったレベルEと同じぐらい、H✕H、
はまっています。
今回は勝手に連載再開記念ということで、
「HUNTER✕HUNTER」でわかる5科目との闘い方がテーマです。
さて、どうなることやら。
5科目とは「英・国・数・理・社」のこと。
高校生になると理科や社会は物理・化学、日本史・世界史などと細分化されますが、
本日はその高校生の土台となる、中学生内容との闘い方を学びましょう。
ハンターハンターは、
主人公の少年ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親ジンと会うため、
父の職業であったハンターとなり、
仲間達との絆を深める様を描いた冒険活劇です。
およそ少年漫画とは思えない深みのある頭脳戦や、
魅力的な敵キャラクターも人気の要因です。
上記で「通さないよ♠」と呟くのは、
主人公ゴンの最大のライバル、奇術師ヒソカ。
同様に、主要5科目の中にも、主人公のあなたにとって、
最も勉強の優先順位が高い最強のライバルが存在します。
それが、英語です。
数学と同様の積み重ね科目であることはもちろん、
その積み重ね量は、数学のそれを遥かに凌駕します。
単語の暗記、文法の知識、そしてリスニングやスピーキングの対応。
まさに5感フル活用で感じ取らねば勝機は見えません。
しかも、重要度も5科目随一です。
平均点が最も低くなった高校受験、
理系・文系どちらにいっても必要となる大学受験、
そしてますます国際化社会となる社会人という未来の為にも、
避けて通るわけにはいかない闘いです。
通さないと言われても、力づくで通るしかないのです。
そうです。気合を入れて闘いましょう。
闘い方はこちらも参照。
そうです。まだまだ厄介な敵が居ます。
英語の次に優先順位が高くなるのが、数学です。
数学も、積み重ね科目。
積み重ね科目とは、次に内容をやる際に、
前の内容が必要になる科目のことです。
理科や社会、定期テストの国語などの科目に比べて、
英語や数学はその割合が高いのです。
ですから、成長したりテスト対策するのに時間がかかります。
テスト前に一気に勉強すれば大丈夫!なんて侮っていると…
こんな風に言われちゃいます。
ですから、日々日々コツコツやる科目としては、
英語・数学の優先順位が高くなります。
塾に通う科目としても、やはりこの2つが大人気ですね。
少しまだ次のテストまで間がある状況で、
忙しい毎日の中、5科目に触れるのが難しいという場合は、
日々日々コツコツ英語と数学を勉強しましょう。
国語、社会、理科はテスト前一ヶ月からが勝負です。
もちろんコツコツやれたら最高なんですけどね。
最近の中学生は結構忙しいです。
その中で無理矢理すべてをやろうと思っても、
結局身にならず、
となってしまうかもしれません。
優先順位をつけること、忘れないように。
もう少し詳しく説明致しましょう。
塾に入りたてのやる気満々の生徒や保護者がよくやってしまうミスとして、
上記の優先順位を無視して、あれもこれもやってしまうケースがあります。
上の画像のミルキ(ゴンの友達のキルアの兄)のように当の本人はノリノリですから、
周りもなかなかその行動を厳しく指摘できません。
特に、まだ学習習慣が出来ていない子にとっては、
英語と数学の積み重ね科目だけに絞っても、
同時に進めていくというのは困難なケースがあります。
稀にその状態で「どっちもやらせてください」という保護者の方が居ますが、
成長速度はガクンと落ちます。というか成長しません。
方向を間違うといくら進んでも目的地へたどり着かないのと一緒です。
ハンター協会のトップ、ネテロ会長に言わせると、
となります。
言葉が悪いので、会う機会があったら直させましょう。
まだ学習習慣がついておらず、
得意科目もない場合は、まず一科目に全力を投じ、
得意科目を作ってしまう方がオススメです。
その得意科目を軸に、ノートの取り方などの勉強の仕方を身に付け、
同時に、やればできるという感覚を学ぶのです。
その結果、成長速度は早まります。
他の科目も、あれもこれもとやっていくよりは、
目標へ到達するスピードは早まることでしょう。
それは良かった。
さぁ、最後は、
必殺技のオンパレードです!
盗賊団である幻影旅団の団長クロロは、
相手の能力を盗むことが出来ます。
勉強も、
出来る子(自分がこいつ強い!と思った子)の方法を真似るということが大事です。
ノートの取り方、暗記方法、授業の受け方、勉強時間の作り方などなど…
同じ人間ですから、相手に出来て、自分にできないことはそんなにありません。
多くの場合、やっているかいないかの差が大きいだけです。
盗むコツは、「自分より少し強い」と思った子の方法を真似ること。
あまりに相手が強すぎると、盗む気がなくなってしまいます。
さぁ、クラスで周りを見渡してみましょう。
続いては、先程もご登場頂いたハンター協会のトップ、ネテロさんの必殺技です。
手がいっぱいありますね。これも勉強に活かせます。
よく失敗を恐れる子が居ます。
ノートの間違いを指して「これって悪いことだと思う?」と訊くと、
「はい」と答える子がほとんどです。
でもね、違います。
テストの時はもちろん、間違いはバツです。
でも、練習の時は、むしろ本気のバツは◯に近いのです。いや、バツなんですが。
大切なのは、「完璧に正解だぜ!」と思ったそのバツをなぜ間違ったのか理解し、
次回に活かすこと。
まずは失敗した自分を責めるのではなくて、
チャレンジした自分を褒めてあげましょう。
それに勘で正解をしているよりも、間違ってくれた方が、
こちらも課題を見つけやすく、成長速度は早まります。
だから、練習の時は間違いを恐れず、どんどんチャレンジしましょう!
ネテロのように、沢山手を出しましょう!!出し続けましょう!!
失敗しない人は、何もしない人なのですから。
ただし、「間違えてもいいや」という軽い気持ちで解くのは違います。
「絶対に間違えない」という気持ちで解き、
それで間違うから意味があるのです。
大事なのは、その失敗を怖がらないこと。
本気だから、傷付くのが怖くなるのですから。
続いては、ゴンの親友キルアの必殺技です。
雷のような速度で打ち出す一撃、強烈ですね。
ここにも勉強に役立つ教訓が隠されています。
それは、どんなに早くても相手に当たらなければ意味が無いということ。
勉強も同じです。どんなに早く解き終わっても、
正解していなければ、そのスピードに拍手は贈られません。
スピードだけで満足するのは、むしろ正解に対して本気でないことの証です。
それは失敗を恐れないのとはまた別の話です。
まずは正答できるようになってから、
スピードを求めましょう。
どんなに早く動けても、肝心のパンチがヘニョヘニョなら、
むしろこっちがダメージを負ってしまうかもしれません。
勉強も、まずはスピードより、正答率。
それを狙っていくことが大事なのです。
多くの必殺技を見てきました。
正解しようとする意欲。
色々な方法を盗み試す実行力。
失敗を恐れない気持ち。
正答率からのスピード上げ。
これらを習得したあなたは、相当のレベルに達しているはずです。
チェックテストの点数も上がり、授業がわかるようになり、
少しずつ5科目に勝利する回数も増えてきます。
すると、漂うオーラが変わり出します。
そうです、自信が出てくるのです。
すると、新しい敵に出会った時も、
こんな感じで立ち向かえます。
どんどんチャレンジの回数は増えていって、
目標を達成し、5科目を蹴散らすことも増えてくるでしょう。
さぁ、ここまで来ると、
5科目との闘いを左右する、とっても大事な気持ちが、
また一つあなたの心の中に芽生えてくるはずです。
楽しいという気持ち。
そうです、人ってわかると楽しいんです。
ここまで来たら5科目への勝利は目前。
最初は勇気を出して立ち向かう
→勝ったり負けたりする
→それでも闘い続ける
→勝ちが増える
→勝ち方がわかると楽しくなってくる→楽しくなるからやる
→やるから成長する
→結果も出るからどんどん楽しくなる
→どんどんやる
→最強へ
こんな正のスパイラルにはまっていくからです。
いいんです。
あなたの努力の結晶です。
もちろん、5科目たちもだんだんとそのレベルを上げていきますが、
心配はいりません。
最後にとっておきの事実を、
ハンターハンター風にお伝えして終わりに致しましょう。
あなたに5科目をハントする気持ちさえあれば、
最初から、それはそんなに難しいことではないのです。
それが中学レベルの勉強。達成難易度はE(EASY)。
方法は努力、です。
中学三年間、5科目という最強のライバルと切磋琢磨し、
共に成長していきましょう。
最後に私の一番好きなシーンでお別れです。
今回もものすごーく自己満。
お付き合い頂いた方は、本当ありがとうございます。
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