先日、寮付の中学校に通う生徒とその保護者の方と話す機会がありました。
その学校は「学びを深める」というコンセプトの元、成績をつけず、ディベートや探究を通して成長していくスタイルの学校。もちろんテストもほぼほぼありません。
高校は神奈川県の公立高校を志望ということで、僕の方からは内申の扱い方やそこへ向けての勉強方法などについて説明しました。その中でふと、「入試で点数を取るための学びとそういった場所での学びの違い」について考えることがあったので、今日はそれについてのあくまで個人的な考えを記しておきたいと思います。
いきなりですが、一括りに「身体を動かすこと」と言っても、いろんな競技がありますよね。
例えば、野球やサッカーといった球技、短距離走や長距離走、筋トレやラジオ体操だってそのうちです。そこに優劣もなければ、良い悪いもありません。個々人が何を選ぶかも自由です。
「学ぶこと」も同じだと思うのです。
好きなことをひたすら調べるのも、入試で高得点を目指して学ぶのも「学び」です。僕らは目的やタイミングに応じて、「学ぶこと」の中身を変えていきながら暮らしていくわけです。
そして、「身体を動かすこと」と「学ぶこと」のどちらにおいても、それぞれがそれぞれの活動を邪魔することはそんなにありません。時間ぐらいでしょうか。むしろ、共通して大切なことの方が多くあります。
調べ学習をしたりすることも、入試で一点を追い求めることも、学び。競技が違うというだけです。
個人的な理想論としては、日々日々学ぶことを楽しんでいたら、入試が突破できちゃったぐらいがいいんですけどね。それが難しいことも承知の上で、だけどそうあれたら良いなという願いも込めての呟きでした。
ちょっとぽわんと浮かんできたことを書いてみました。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
競技用の学びも大事。あと、念のためお伝えですが、どの学びも楽することが楽しいってことじゃないからね。
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