以下、「昔住んでいた街を歩いてみた」というタイトルだった記事です。このコロナ騒ぎでしばらくお蔵入りしておりました。写真の花を見ても分かる通り、春がもうすぐ来るねという頃のお話です。
だいぶ昔のように感じるいつかの休日、夜の予定まで少し時間があったので、昔住んでいた街の近くを歩いてみました。今回は思い出話です。
あれはまだ僕が求人広告の営業マンだった頃、千葉の市川から神奈川県に引っ越しを考えているときに、たまたまこの最寄駅にやってくる事があって、何の気なしに不動産屋さんの掲示板を見て即決したんですよね。
なんで決めたのか、理由はすっかり忘れてしまいましたが、転職までの最後の一年半ぐらいを僕はこの街で過ごしました。
今は本当に大きくなったターミナル駅の一つ横の駅。温泉(という名の銭湯?)があって、商店街があって、川も野原もあって、都心へもすぐで、とっても住みやすい街でした。
ちょうどその日はお休みでしたが、当時よく通っていた飲食店も健在で、安心しました。ちらほら新しいお店もできていましたね。駅前の本屋さんにはしょっちゅう入り浸っていました。入り浸るほど広くはないのですが、それでも当時の僕にとっては魅力的な場所だったんですね。
それにしても、とてつもなく進化したターミナル駅、南口の駅前はもう昔の面影を感じられないほどにすっかり変わってしまっていました。北口や南口の奥の方は懐かしい景色に出会えたのですが。
人も、街も、変わっていく。
人通りも多くて賑やかなショッピングモールの中、何故だか少しだけ寂しくなった勉強犬なのでした。
今日の、わんこ。
何の変哲もないまだまだ書きかけの記事だったのですが、今読むとまた少し違う味わいがあります。
人も、街も、変わっていく。
それは何も昔住んでいた街だけではありません。今だってそう。日常は変化していく。
お天気の良い日にお気に入りの本屋をハシゴして、沢山本を抱えながらスタバでコーヒー飲んで一息ついて、夜は待ち合わせしてみんなで美味しいご飯食べながら語り合うなんていう平和で大好きな日常は今はまだ戻ってはこないけれど、
コーラとポテトチップスを用意してソファに寝転びながら、積んである映画や漫画を片っ端から楽しみ、夢中になって「え、もうこんな時間!?」ってなる日常も悪くはないから、今日もどこかでちょこっとだけ我慢をしながら、自分と誰かの心と身体を大切にして、なるべくやさしく暮らしていこうと思います。
今を大切に。
ボツ記事だって、大切に。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さて、僕が住んでいたのは一体どこでしょう。
0コメント