いつもよりどこか控えめに咲く
花を愛でながら歩む新しい道のりは
期待だけでなく不安にも彩られているけれど
前を行くあなたはいつもよりも少し逞しい
いつかあなたが泣きながら 私に出会ってくれたあの日のことを
揺れる背中を眺めながら 今日もそっと思い出すから
今日のこの日のことも
「緊張する」と震えた夜のことも
そのくせ寝坊した朝のことも
それでも踏み出した一歩のことも
記憶とは薄れていくものだけど
だけど、いつも
密かに、だけど鮮やかに
私は忘れずにいるのでしょう
おめでとう
もしも今何か不思議な力で
人生の残り時間を知れたとして
きっとこれからどんどん世界を広げていくだろう
手を引くあなたに私は何を残せるかな
いつかあなたが泣きながら 弱さを見せてくれるその日が来ても
おんなじように手をギュって ちゃんと握って離さないからね
今日のこの日のことも
「もう嫌い」と拗ねた夜のことも
そのくせ笑顔でする挨拶も
やっぱり愛しい普通の毎日のことも
いつか置いてかなくちゃいけない日は来る
だけど、いつも
微かに、だけど鮮明に
私は思い出してみせるからね
いつもよりどこか控えめに咲く
花を愛でながら歩む新しい道のりは
期待だけでなく不安にも彩られているけれど
あなたと一緒だとそれも悪くないかな
ありがとう
うん、久しぶりにポエムっぽいものを書いてみました。
最近このブログを読み始めた方は驚かれたかと思いますが、実は僕、商業出版された詩集に作品が載ったこともあるぐらい詩が好きなんです。
このウィルスの騒ぎで、入学式や始業式が中止や縮小となっているところが多いですよね。
それは仕方のないことだと思います。でも、会がなくなったからといって、その尊さや素晴らしさが変わるわけではありませんからね。
新しい環境への一歩、誠におめでとうございます。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
みんなが行く道が、困難も不満もきっとあるけど、総じて素晴らしいものでありますように。
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