当塾のコンセプトは「第二の家」ということで、家には当然家訓があるわけですが、その家訓の一つに「なぜ?を感じること」というものがあります。
例えば問題を間違えた時、「なぜ?」を感じられれば、そこから成長タイムの始まりです。その思いのまま理由を突き止め、それを踏まえてやり直しができれば、あなたのレベルはまた一つ上がることでしょう。
なぜを感じず赤ペンで直すだけではどうでしょうか。レベル、上がりますか?それで上がるならこれほど楽なことはありませんよね。
なぜを感じるということは、「興味持つ」ということと似ています。興味を持てれば、頭にも残りやすいし、考える材料にもなり得るわけです。興味のないものは脳がどんどん捨てていきますから、材料にもなりません。
「興味を持つ」ことで勉強や暗記はだいぶスムーズになります。まず、興味を持つと姿勢が能動的になり、やらされ勉強ではなくなります。楽しく効果的に学べるわけですね。
また、「興味を持つ」ことで手に入れた知識は、リンクし繋がりを持って、その世界を広げていきます。結果どんどん新しい情報が手に入ってますます興味深くなったり知識が増えたりするわけですね。これを勝手に「興味サイクル」と呼びましょう。
まとめてみます。興味を持つと何がいいのか。
- 能動的になる→楽しい
- 頭に残りやすくなる
- 興味サイクルが回りだす
いいこと尽くめですね。
だから、好きな漫画やゲームのキャラの名前は覚えられるのに、英単語や漢字は覚えられないといった「能力では説明できないこと」が起こるのです。語弊を恐れず言えば、そういう子は漢字や英単語には興味がないわけですね。
「暗記ができない」と嘆く生徒が乃木坂のメンバーをほとんど言える奇跡。あと、「暗記無理」という子がほとんどのポケモンの名前とタイプが言えるという奇跡にも出会った。世の中は奇跡だらけだ。その奇跡の起こし方から、暗記のヒントがもらえそうだね。答えって、いつも案外近くにあるものだよね。
— 勉強犬🐶第二の家 (@homekobetsu) July 4, 2020
では、興味がないものに興味を持つにはどうしたらいいのでしょう。それは非常に困難な道ではありますが、よく知ることが重要です。例えば僕が名前を一人も知らないアイドルグループの子たち46人の名前を覚えるとしたら、紙とペンを用意してひたすら名前を書くよりも、ライブに行ってみたり動画を見たりするのが一番手っ取り早いでしょう。興味を持ってから覚える方が楽チンなわけです。
勉強も実は同じです。同じというのは、よく知れば興味が持てるということです。なんだかつまらなそうな各教科も、中をしっかり覗いてみると、案外面白かったりするのです。面白さの種は所々に隠れているので、是非見つけてあげてください。その種を見つけるためのヒントが、「なぜ?」です。「なぜ?」が浮かべられれば、勉強が楽しくなるし、成長にもつながるし、なんだか一石二鳥以上な感じがしませんか。
だからこそ、まずは「なぜ?」を感じるまで相手をよく知ってみましょう。
それが解明される頃には、あなたはそれまでよりちょっとだけ相手のことが気になっているはずです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
僕はなぜ勉強犬なのか。
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